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Twitter座談会開催②

こんにちは。グンゼの前原です。
プラスチックフィルムを製造しているグンゼで培った経験を活用して、
noteでは 食品パッケージに関する雑学や豆知識を提供しています。

半年前にも参加させて頂いたTwitter座談会ですが、今回はプラスチックに関わるBtoB企業の中の人をお招きして、皆さんの日頃の悩みや工夫を共有しました!

『参加企業一覧』 ※順不同、敬称略
 ・カウパック㈱(企業HP、公式Twitter@COWPACK_info
 ・大和美術印刷㈱(企業HP、公式Twitter@daiwa_art_print
 ・新日本ケミカル・オーナメント工業㈱
 (企業HP、公式Twitter@ChemicalShin
 ・グンゼ㈱(企業HP、公式Twitter@gunzepla_global

グンゼ:今日はみなさん参加頂きありがとうございます。Twitterを運営する
中の人として何か投稿にこだわりだったりはありますか?担当するようになってから本当にネタに困ってまして…。

カウパック:特にごはん系は反応がいいですね。プライベートのご飯の写真とか。面白いことに、投稿する『時間帯』によっても反応率が変わるんですよ。午前はいいねが付くが、午後の昼過ぎはあまり反応が無く、定時付近にまた伸びる傾向が強いかなと思います。

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グンゼ:寧ろ昼時とか担当している方が見ているかな?と思って投稿すると全く反応が無くて残念な気持ちになる事もあります。またハッシュタグを付けないと誰からも反応がなかったり…。

新日本ケミカル:私は寧ろハッシュタグをやめましたね。文字数が削られますし。自分自身ハッシュタグで飛ばないので最近は付けてないです。個人的には付けようが付けまいがあまり変わらないですね。

大和美術印刷:少しでも親しみを持って貰うために、朝の投稿に「今日の一曲」をつけています。特に当社は販促物のため、なかなかデザインを表に出せないですし、「この商品うちが携わっているのに!」と言いたくても喋れないんですよ(泣)

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グンゼ:出せる情報、出せない情報っていう見極めが難しいですよね…。あまりにもプライベートな内容だったり、攻めた内容だと炎上する可能性もありますし。皆さんは炎上しないために気を付けている事ってありますか?

新日本ケミカル:投稿する内容については、名の知れたBtoC企業さんも様々な工夫をされているとは思いますが、特に中小のBtoB企業だと攻めの姿勢も大事と思います。とはいえ、5S(政治/スポーツ/宗教/性別/差別)など誰かを傷つける投稿はダメなので、そこは何度もチェックしています。

グンゼ:面白くないと誰も反応してくれないですもんね。何か工夫されているポイントはありますか?

新日本ケミカル:年齢層も重要と思ってます。そもそも自分の分かる話じゃないとリプもできないですから。この前、MDの話をしたんですが…若い方は分からないですよね(笑) 恐らく企業公式Twitterの中の人は30代40代の男性が多いんじゃないかな」

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カウパック:毎日『○○の日』は調べてますね。便利なことにそういうサイトもあるので助かってます。たまに全く話題に繋げられない日もありますけど(笑)

大和美術印刷:確かにタイムラインを見て、皆さんがどういう話題で盛り上がっているのかな?というのを調べて、自社製品に織り交ぜてますね。

グンゼ:なるほど。でも明らかな自社製品のPRって誰からも反応貰えなかったりしませんか?うちも以前は無理矢理くっつけてましたが、そういう投稿は いいねもリプも少ないです…。

新日本ケミカル:自社製品のPRをするときは出来る限り固い文章は避けてますね。重要なのは『読ませる』こと。商売っ気を感じたら一気に読む気力が無くなります。私は冒頭に全く関係のない一言とかを入れたりしてますよ。なんだろう?と その後を読ませたらこっちの勝ちです(笑)
有難いことにフォロワーが1万人超えたあたりから、地元での認知も上がっており、Twitterの効果を感じるようになりましたね。

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グンゼ:地元の方々にもTwitterを通じて認知されるなんて理想系だと思います! 最後に環境問題に対して、皆さんどのような活動をされてますか?
当社では1枚のフィルムに様々な機能をつけることで減容化を進めてきましたが、現在はそこにバイオマス原料であったり、リサイクルも見据えて低比重のオレフィン商品も投入していく予定です。

カウパック:特にバイオマス商材に力をいれています。今後、プラスチックの使用量を減らす取り組みに加え、モノマテリアル(単一素材)などにも取り組んでいきたいと考えています。少しずつではありますが、コストアップしてでも積極的に環境対応パッケージへ、といった声も出始めています。

新日本ケミカル:消耗品なので値段については厳しい業界ですね。通常のプラスチック製品に加えて、バイオプラスチックや紙商材なども取り扱っています。来年施行のプラスチック新法にどう対応するか、業界全体の動きを様子見していますね。

大和美術印刷:プラスチック関係で行くと販促水というオリジナルボトルを取り使っていますが、企業さんの広告的な意味合いが強く、ラベルのサイズ=宣伝力、に繋がるため、スペースの減容化とは真逆な商品です。加えて、コロナの影響で 来客時にお茶を入れて出すことも敬遠されているため、販促水の違うニーズも出始めています。

グンゼ:なるほど。業界によっても求められることが変化していますね。今日は大変勉強になりました!ありがとうございました!


全く繋がりのない企業さんとTwitterを通じて情報交換ができるのは、本当に驚きですね。是非機会を増やしていきたいと思います。
※いつでもDMお待ちしています。

ではまた!







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