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私の趣味はスーパーの売り場をうろうろすることです。

こんにちは。グンゼの前原です。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。

本当に2020年は激動の年でしたね。
思い返せば、昨年2月にベトナムにフィルム製膜の新工場が立ち上がり、竣工式を予定していましたが、政府要請もあり中止に。急遽 工場見学という形で限られたお客様を案内しました。

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あの時はこれほど感染が拡大するとは露にも思わず、竣工式準備メンバーと開催中止を残念に思ったものです。
当社もご多分に漏れず、3月末から手探りの在宅勤務が始まり、今まで以上にスーパーに行く機会が増加しました。

さて、皆さんスーパーやコンビニの売り場をどの程度見られてますか。自分の興味のある、欲しい物の売り場しか見ていない方が大半だと思います。恐らくそれが普通の感覚で、食品パッケージに長年携わっているわたしは、スーパーの売り場チェックがもう趣味みたいな感覚になっています。

季節のキャンペーンを行っているか?パッケージが変わっていないか?
売り場のレイアウトが変わっていないか?
さすがにスーパーの方に不審者だと思われない範囲でチェックしています。

例えば、ひと昔前に比べると ハロウィン等の季節限定パッケージが増えましたよね。食品メーカーもあの手この手でいろんな販促を用意しています。(とはいえシーズンを超えた商品の消化もこれまた大変なんでしょうが)

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パンコーナーも今までは焼き立てほやほやを売り場に置いてましたが、コロナ影響で全て袋に入るようになりましたね。美味しく見える…かどうかでいうと裸売りの方が勝りますが、今の心境では袋に入ってる方が安心です。

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また、「関連陳列」もメジャーになっています。野菜と惣菜の素が同じ売り場にあると献立が考えやすく、お客さん目線の陳列ですよね。

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特にフードロスが叫ばれる昨今、時短調理の利便性も相まって冷凍食品コーナーも売り場面積が年々増加しています。本当に今の冷凍食品は美味しい!(今度冷凍食品のレビューもやりますね)

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このようにスーパーの売り場を見てみると、その時々の時代の変化に応じて陳列やパッケージも変わっています。
何気なく買っていた方も、毎日売り場を見渡して頂ければ、ちょっとした変化に気づかれるかもしれません。

食品を食べたあとは廃棄される悲しい定めのパッケージですが、色んな人間の努力で安心安全が成り立っていること、少しだけ感じて頂けると有難いです。

ではまた!


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