見出し画像

最近話題の某宗教団体関係の、病院の話🏥

📍この記事は、某宗教団体に関係する内容ですが、その団体に対し、賛同・批判するものではありません。

このところ、ある宗教団体がとかく話題にのぼっているが、この団体関連の総合病院に通院していたことがある。

病院のホームページによると、1970年「基督教医療奉仕会」としてスタートし、各地に医院・病院を続々と開院。
私が通院していた都内の総合病院は1973年の開院。
当時は、分娩室にまで教祖の大きな写真が飾られていたと聞いたことがある。
病院のホームページには、関係する宗教団体の名称はないが、宗教団体のホームページにはその病院が掲載されている。

私が通い始めたのは、開院よりずっとあと、2000年前後だったと思う。

なぜ行き始めたか??
住んでいるところの隣の駅の近くにあったから。
単純にそのような理由だった。

あとからその宗教関連と知ったが、入信案内やグッズ(壺?)の勧誘をされたことは、一度もないし見たこともない。
来院患者も入院患者も近隣の人が多く、信者以外の人が殆どだったと思う。
その宗教と関わりがあると知らない人が多かったのではないだろうか。

医師・看護師・事務職については、恐らくほぼ全員が信者であり、ご夫婦で携わっている人が多かった。
朝、診察前に礼拝を行っているようだったが、これも大げさな案内はしていなかった。

この病院の医師・看護師さん、事務の方まで、とにかく優しくていねい、きめ細かい接し方である。
院内もこまめに清掃されていて、清潔だった。
薬が合わなかったり、なかなか軽快しない場合も、こちらの話を漏らさず聞いてくれて、納得のいくように対応してくれるのが、この病院の良さだ。

それが信仰によるものなのかどうかは、私にとって問題ではない。

薬カプセル

私は薬の副作用が強く出る割合が非常に高く、今までに何度も重篤と言っていい副作用を経験している。
初めての病院では、問診票に飲めない薬を必ず書いている。

ここの病院ではなく、ある大きな病院の呼吸器科で処方された薬を吸引(白い粉だった😂)したところ、1回で、神経に触るような経験したことのない痛みが頭に起きた。
通常の頭痛とは明らかに違ったが、数日使用した。
やはりおかしな痛みが続き、やめると収まるので、担当医師にそのことを伝え、薬を代えてほしいと話したところ、
「痛みを我慢して治すほうがいいでしょ?」と言われ、唖然とした。
そういう考え方もあるかもしれないが、はっきりとした副作用だと言える症状が出ているのに、薬の変更を考えてはくれなかった。
この医師は年配の男性で、医長だか医科部長で、とても権高な方だった。

このままその薬を続けるのは不安で、同じ病院の呼吸器科で、他の医師に診ていただき、このことを伝えた。
その医師は、まだ30才くらいの男性だったが、以前インフルエンザの症状で救急外来に行った時、診ていただいた医師だった。
私の話をていねいに聞いてくださり、こう言った。
「薬を飲んだり吸引した後、いつもとは違うなんらかの症状が現れた場合、たとえそれが副作用として報告されていないことでも、副作用と言えることもあります。
つらいのに無理して続ける必要はないので、薬を代えましょう」

この前に、はっきりした名称は覚えていないが、「日本アレルギー協会」?というような団体に、この薬剤について問い合わせた時は、
「薬害(副作用)は、何パーセントの人に起きたか、ということではなく、たった一人の人にでも、いつもと違う症状が出れば副作用ですので、合わない薬は中止してください。体質は一人ひとり違うので。」と言われた。

薬カプセル

数年前(感染症以前)、非常にひどい咳が続いた時、先ほど話した若い医師に診ていただき、親身な診察をしていただいたのだが、一向に軽快しなかった。

ふと、以前かかっていたあの宗教関連の病院を思い出し、セカンドオピニオン的に診てもらおうと、久し振りに行ってみた。
時間をかけてていねいに診察してくださり、私が安心できる薬を投薬していただいたが、基本的にはその前に診てもらった、若い男性医師の診断と同じだった。
その後も完治するまで何度か診察を受け、都度、症状と経過を伝え、その度にきめ細かい診察を受けた。

看護師さんも変わらず、いろいろな人に「あら~マイトリさんお久しぶり、お元気ですか?」と言われた。
いえ、元気でないから病院に来てるんですけどね😂

そう言えば、おひとりだけ、決してご自分の意思を曲げない先生もいらっしゃいました。
優しい先生で、話は聞いてくださいますが、この薬飲めませんと言っても、代えてくれなかった……。
そういう先生もいらして当然と思いますが。

薬カプセル

患者にとって、何をもっていい病院・いい医師・いい看護師とするかは、個人個人の考え方だと思う。

宗教に関係していてもいなくても、信仰があってもなくても、政治団体とつながっていてもいなくても、そんなことはどうでもいい。
私にとっていい病院とは、まず、小さな訴えであっても、きちんと耳を傾けてくれること。
ひとりにかける診療時間は限られているので、短い時間で医師に適切に伝えることも大事だ。

ご自分の診立て・処方に自信があっても、押しつけることなく患者の話を聞いて臨機応変に対応してくれること。
その薬を継続しても安心なら、それをきちんと説明してくれること。

そして、壺を売りつけないこと😏😉😅

薬カプセル

医師にとり、患者は「One  of  them」
だが、患者にとっての医師は「Only  one」である。
安心できない銀行に全財産を預けたりはしませんよね。
病院も同じ、病状によっては命を預けているので、
医療面・人間性共に
全幅の信頼をおける医師に、診てもらいたい。

「医は仁術」という。
「医は算術」も致し方ないかもしれないが、ほどほどに願いたい。

s-団子 おつかれ

ヘッダー「鳥獣戯画」のイラストは、
ネットから拝借しました(返したことないけど)😂

Tully'sコーヒーでは、7月20日から、
また、鳥獣戯画のアイテムを販売します☕

本日は3s-