お前とあいつ絶対気が合うから仲良くなれるよ(後編)

「お金っていい奴じゃん!
お金と仲良くなりたい!」

そう思ったワタシは、YouTube学校で
お金と仲良くなる方法を学ぶことにしました。

すると、

お金の先生いっぱいいる。

国語、算数、理科、社会、…お金、と、
教科四天王に並ぶくらい(それは言いすぎ)
お金と仲良くなる方法を教えてくれる先生はいっぱいいて、
お金と「仲良くなる」という概念自体がなかったワタシは
まずそれだけで驚きでした。

新しく知る世界に驚きつつ、
数いる中から感じの良さそうな先生を選び、
早速授業を受けました。(動画を観ました)

…授業を受けること(動画を観ること)約10分…

『なるほどー!!!』

感じの良さそうな先生は、思ったとおりに感じが良く、
更にワタシの分かりやすい視点で教えてくれたので、
約10分ほどの超短期授業で修了し、
めでたく卒業することができました。

ワタシが修得した方法、それは、
「お金を擬人化して考える」
です。

いやいや、ぐるぐるさん、
あなた前編からすでに擬人化してたじゃないの。
という声が脳内で聞こえてきたのでそれを整理しますね。

前編では確かにワタシは、お金のことを、
「同じクラスになったことあるけど喋ったことがない人」
「友達曰く、気が合うから絶対仲良くなれる人」に
例えていましたが、
真剣に、お金がもし本当に人だったらとは考えていません。

ここからは、お金を真剣に擬人化します。
お金を物質ではなく、心がある1人の人間として考えていきます。

これまでの人生、ワタシも含めて大抵の人が、
何も考えずに
「お金ないから出来ない」
などと言ってきたと思います。

遊びに行くにも、物を買うにも、
「お金ないから出来ない」
最もな理由です。
お金がなかったら何も出来ません。

でも、お金を1人の心ある人間として考えた時
「あいつ(お金)がいないから出来ない」
と、なります。

一気に人まかせな言葉になりました。

「お金がなかったからできなかった」
「なんでお金たまんないんだよ」

擬人化すると、
「あいつが来ないからできなかった」
「なんであいつ居ないんだよ」

お金への愚痴になってしまっています。

その上、お金に少し余裕がある時は、
ついつい都合良く無駄遣いをして、
さんざ使った自分を差し置いて、
最終的に「お金がないのが悪い」と言い出す訳です。

不幸をお金のせいにして、あれば好き放題遣っておきながら、なくなると欲しいと愚痴る

普段何も気遣いなく罵倒して、さんざ好き勝手やっておきながら、去ろうとするとそばにいろよって言う

そりゃお金もそんな人のところからは離れて、
別の大切にしてくれる人のもとへ行くに決まっています。

ワタシも今まで、お金に対して、
こんな調子に乗ったサイテー男のような対応をしていました。
反省しました。

ではどうやって仲良くなるか。

やっぱりこれも人間と一緒です。
どういう人と仲良くなりたいか。

挨拶やお礼が自然に出来て、
なんでも全力で楽しめて、
でもちゃんと気遣いもできる

また遊びたいな、また会いたいなと思えるのは
そんな人じゃないかと思います。

「お金のお陰でこれが買える!これが出来る!
そしたら楽しくなるなぁ!お金、ありがとう!」
そんな気持ちで支払うと、
1度別れたお金も、
「あの人と会いたいな」という気持ちになって
また帰ってきてくれる。

『なるほどー!!!』

この考え方は、お金を使うことをマイナスに考えてしまうワタシにピッタリで、すーっと心に落ちました。

そこでこれからは、お金のことを、
「お金ちゃん」と呼んで、
お金を支払う時に、心の中で
「ありがとう」と伝えることにしました。

その後すぐにわかりやすく実践できたのが、整体へ行った時。

いつも、とても素晴らしい施術をしてもらうのですが、
支払う時には、
「あ〜、〇〇〇〇円〜!!」
と出し惜しんでマイナスな気持ちがありました。

そんな気持ちだと、
素晴らしい施術まで、いつのまにか無駄な時間だったような気分になってしまいます。

そこで今回は、支払う時に意識をして、
「お金ちゃん、ありがとう!
あなたのお陰で、とっても身体が楽になって、
今とっても良い気持ちだよー」
と伝えてみたところ、

帰りの車の中でも、施術の心地良さがずーっと抜けずに、
良い時間を過ごせたなぁーと、
影のないウキウキした気分を長く感じることができました。

考え方ひとつで、こんなにも違うんだなと、
実感することができました。

「お金ちゃん」への「ありがとう」
意識をしていないと、ついつい長年の癖で忘れてしまうのですが、
逆に癖になれたらいいなと思います。

まずは、お金ちゃんと、
「同じクラスだから会えば挨拶するよ〜」
くらいの仲の良さにはなっていきたいと思います。





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