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保育園とSDGs

「老人ホーム」と「新聞紙」
みなさんは、このふたつの言葉から、どんなことを想像しますか?
おじいちゃん、おばあちゃんがゆったり新聞を読んている姿?
実は、CO₂削減にに大きく貢献しているんですよ。

昨日、息子の通う小学校で、SDGsのイベントがありました。
保育園でのSDGsの実践にもすぐに活用できそうな学びがあったので、紹介したいと思います。

120人の入居者のみなさんが暮らす特別養護老人ホーム 潮見台みどりの丘(神奈川県川崎市)では、12年前の開設時から続けている取り組みで、スマートライフスタイル大賞の最優秀賞を受賞されました。
スマートライフスタイル大賞とは、市民や事業者の省エネ・節電をはじめとしたCO₂削減と地球温暖化対策を推進することを目的として、環境に配慮した行動を実践する優れた取り組みを表彰しています。

こちらの施設では、おむつ交換時に必要となるビニール袋の代わりに、消臭防湿効果のある新聞紙を使っているそうです。
120人の入居者のみなさんのほとんどがおむつを使用しており、1年で21万6千枚、12年で250万枚のビニール袋が必要になりますが、それを新聞紙で代用すると、12年間で1億5250万グラムの二酸化炭素削減に繋がった計算になります。

全国の老人介護施設等でも同じような取り組みが広がれば、地球温暖化対策になりますね。
保育園でも同様におむつを使用するので、すぐに実践できそうな取り組みだと感じました。

こどもたちの未来のために、地球を守っていかなくてはなりません。
身近なもので、小さなことから始めていくこと、そして継続することが大事なのだな、としみじみ感じました。
みなさんも一緒に始めてみませんか?


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