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生き残れるビジネスパーソン「4つのタイプ」

昨日、「人材にコモディティ化」という投稿をしましたが、今日はコモディティ化せずに、主体的に稼ぐ人材になるためのタイプを紹介したいと思います。
まず、主体的に稼ぐためには次の6つのタイプのどれかになることだといわれています。
「漁師」を例に挙げていきたいと思います。
1)トレーダー
とれた魚を他の場所まで運んで売ることができる漁師。
商品を販売している営業職などがこれにあたります。
2)エキスパート
一人でたくさんの魚をとるスキルを持っている漁師。
ひとつのジャンルに特化し、専門知識を積み上げてきた人材です。
3)マーケター
高く売れる魚を「つくり出す」ことができる漁師。
「顧客の需要を満たすことができる人」といえますが、重要なのは「顧客自体を新たに再定義する」ことができるかどうかです。
4)イノベーター
魚をとるための新しい仕組みをつくり出すことができる漁師。
イノベーションという言葉はよく「技術革新」と訳されますが、アイデアが飽和する現代においては、「新結合」という表現のほうがより本質を捉えているといわれています。たとえば、ほかの業界や地域で行われている良いアイデアがあれば、「TTP(徹底的にパクる)」することもイノベーションになり得ます。
5)リーダー
多くの漁師を配下に持つ漁師。
6)インベスター
投資家的な漁師。自分が漁師でなくてもかまわない。

この6つのタイプの中で、「トレーダー」と「エキスパート」は、今後生き残っていくのは難しくなるといわれています。
営業職などのトレーダーは、インターネットの普及により、「営業力頼み」の商売が厳しくなってきています。
また、エキスパート(専門家)にも厳しい時代です。時代を追うごとに色々な変化が毎日のように産業界で起きていて、積み重ねてきたスキルや知識が、あっという間に過去のものになるリスクがあります。特定の専門知識を身につけていたとしても、社会のニーズが変わってしまえば、その知識の必要性自体が消滅してしまうんですね。

よって、今後生き残れるのビジネスパーソンのタイプは、「マーケター」「イノベーター」「リーダー」「インベスター」の4種類だといわれています。
まさにこのタイプ、というところまでいかなくても「マーケター的」とか「イノベーター的」などの視点を持つだけでもいいかもしれませんね。

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