あらゆるハラスメントは一言で言い表すことができる。


ハラスメント防止に関する研修に参加したことがある方ならわかると思いますが、「これもハラスメント、あれもハラスメント・・・」あらゆる言動がハラスメントにあたるんじゃないかと思ったはずです。
直接的な表現だけじゃないですね。
「育児休業?うん、ゆっくり休みなよ、ゆっくり。」
ゆっくりを2回言うと嫌味になります。マタハラです。
「私たちの時代は育児短時間勤務なんてなかったわ。いまの子はいいわね。」
良い気はしません。マタハラです。
「あなたお腹が大きいんだから、重いものは持たなくていいわよ、私がやるから。」
マタハラです。黙って自分でやってあげてください。

ほかにも種類があります。
・セクシャルハラスメント(セクハラ)
・パワーハラスメント(パワハラ)
・モラルハラスメント(モラハラ)
・マタニティハラスメント(マタハラ)
・パタニティハラスメント(パタハラ)
・アルコールハラスメント(アルハラ)
・ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
・カラオケハラスメント(カラハラ)
・スモークハラスメント(スモハラ)
・ブラッドタイプハラスメント(ブラハラ)
などなど。
もはや笑えるレベルですよね。
じゃあどうしたらいいんだよと、もう何もできないよと思った方も多いはずです。
でもあらゆるハラスメントはこのように分類しなくても、シンプルに一言で表すことができます。

「ハラスメントとは、相手が不快に感じる言動行動のすべて」
です。

難しくなく、しっくりしませんか?
マナーを守り、モラルを守り、何より相手のことを思いやって考える。そうするだけで、あらゆるハラスメントは起こりようがないんです。

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