Webサービスを開発してリリースしてわかったこと〜半年前の自分へ〜
Repsona LLCの@GussieTechです。ひとりで、理想のプロジェクト管理ツールを作っています。
ワクワクして、ニヤニヤして、夢中で開発して約8ヶ月。ドキドキしながらアクセス制限を解除して、世にオープンしました。そしてわかったことを、半年前の自分へのメッセージとして残しておこうと思います。
最初の計画はどんな感じだったか
・みんなに内緒でコツコツとすごいの作って、あっと言わせる
・Google Adsで集客。キーワードプランナー見積り上は費用対効果OK
・海外サービスの逆輸入のような感じで、日本に颯爽と現れる
・TechCrunchから取材依頼がきて、特集記事が掲載される
(ふふふ)
どうなったか
「内緒でコツコツ」はどうだったか
自由な技術選定とチャレンジができたこと、全行程全領域をひとりでやっているので、コミュニケーションコストがない分、とにかく早い。作ってる時は(ふふふ)状態なので楽しくて仕方ない。最高でした。
「広告はGoogle Ads」はどうだったか
計画時に確認したキーワードプランナーだと、「費用5.2万円、平均クリック単価¥35で、クリック1500回」獲得できると予想されていました。
1500回のうち10%が登録してくれて、うち3%が課金してくれたら、月4.5ユーザー。ひとつのスペースで平均10名利用で1年は使ってくれるとして、
54万円(計画時は1000円/ユーザー/月で計算)(ふふふ)
ところが
10クリック!この時のそわそわして青ざめた感覚は多分一生忘れません。これで会社を運営していくつもりなんだけど、この結果をどう受けとればいいのか。もう少し様子見ないといけないのかな。
そういえば、海外サービスとしてデビューするんだった。広告の表示範囲を日本に絞って実験している場合ではない。世界に一気に出してみよう。
「海外サービスの逆輸入」はどうだったか
広告を世界に一気に出してみた結果
うおおお、すごい!世界はひろい!これは期待できそうです。なんとかビジネスになりそうです!どれくらい登録されたかな!?
え。コンバージョンゼロ。
費用 ¥9,650
きっかけがないので、逆輸入も何も、という状況に。
「TechCrunch」はどうだったか
抜粋すると、こんな感じのプレゼン資料をタレコミから送ってみたんです。
もちろんスルーされました笑。なぜイケると思ったのか。(ふふふ)って怖いですね。ああ、はずかしい。
作戦の練り直しです
信じられないくらい、知ってもらえない!
あれ、このままだと、これ、ずっと無収入じゃない?
焦りが増してきて、ため息しか出ない、孤独と焦りがひどい。
かわいい3歳の娘に、優しくできていない。これはダメすぎる。
どうしたらいいんだ。どうしたらいいんだ。
リリースから1ヶ月経とうという頃、「Qiitaで技術記事書いたら、少なからずみてもらえるかも」と思いつきました。
「記事を書く」をやってみる
そして、フォロワーの多い人を調べていくと、いろんな人が「誰かの役に立つ情報を発信せよ」的なことを言っていました(調べすぎて、書き始めるのに一週間もかかった話は別にまた書こうと思います。)
サービスを開発して世に出すって、なかなかできない経験で、そこで得た知見や技術的な情報を発信することは「役に立つ」かもしれない。そして、サービスを知ってもらえるかもしれない。
いまや当たり前かもしれないことにやっと気づいて、今日からブロガーになりました。書き始めた時点でツイッターのフォロワー数は Repsona 公式からのフォロー1のみです。
そしてなんとかひとつ書けました。とっても時間がかかりましたが、書き始めると、次のネタ、次のネタと湧いてきます。まずは、はじめてみることだなと思いました。
いろいろ迷って note を選んだのですが、なんとリツイートしてもらえました。 note を選んでよかったです。
そして、Qiitaには「Nuxt + Sails + TypeScript + Fargateでタスク管理サービスをリリースした話」というなんともバズりそうなタイトルを書いて、そこから全く進みません。
「役に立つこと」と「書きたいこと」の間を埋めるのがまだ難しいです。もう少し書いたら慣れてくるだろうか。
まとめ〜半年前の自分へ〜
・本当に信じられないくらいアクセスないぞ!
・秘密は得なしだぞ!とにかくオープンにしまくって!
・顔の見える開発をやるといいぞ!そうすると意見もらえるぞ!
・まずは、書いてみること。そうすると、また書ける。結構楽しいぞ!
6/28 追記。やっと書けました。
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