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007 Little No.'s Men

まずは感想

007、新作見ました。
やっぱ「ダニエル・クレイブのボンドはこれで最後」だからでしょうか、シュワちゃんやスタローンばりのアクションでしたね。素手で殴り合い、静かにワルサーで決着を付けるのが私のボンド像(偏見)だったので、意外でしたね。
まあゆーてボンドの映画を劇場で見たの、俺初めてなんですよ。「ビリー・アイリッシュいい曲やなー!」てなったのがグラミー賞取って日本でブレイクする前だから2019年の12月(だから皆よりちょっとだけ早く知ってたゾ)、それから人気絶頂の時に「ビリー・アイリッシュが007の主題歌歌うんだと、それなら見ますか…」となったから見ただけだったりします。
だからカジノ・ロワイヤル~スカイフォールまでは金曜ロードショーか何かで見たきり、前作スペクターについては見てないという有様。前作モニカ・ベルッチ良すぎて話だから、熟女厨のおらぁ気になるんですけどね。
だから「前作見ないと分からないんかなー?」と思ってた訳ですけども!フツーに面白かったです。なんというか、「次世代のボンドやるために、ダニエル・クレイグ版007の因縁は全部無くしましょうや!」とばかりに大暴れなんすわ。俺映画レビュー見るの好きだから昔のボンド映画については調べたんですけど、なんでプロフェルドはアッサリ死ぬのがお約束なんですか(ネタバレ)?

閑話休題。
んで、帰ってきて「ええモン見たなあ。最高やなあ」て思ってたら、「そういや俺、昔『私版007』のプロット書いたことあるなあ?」と思い出しまして。前からそういう、「自分ならどうこの作品を作るか?」みたいなの好きでしてね。「存在しない○○の回」みたいなものでしょうか。今回はコレを公開したいと思います。
まあ久しぶりにnoteに投稿出来るちょうど良い素材をサルページしたから、なんですけどね。はよ小説書けよ、と。

 あらすじ


英軍の隙を突くようにロシア軍が領空侵犯を行う頻度が増し、ボンドはその目的として考えられる石油会社に売国奴がいないか探るように指示される。
ボンドは手当り次第に探りを入れるが成果は得られず、犯罪組織が絡んでいた会社にて荒事を起こすが売国奴はおらず無駄働きだった。
ボンドは仕方なく犯罪組織から助けた女、フローラと寝るがその女はCIA要員、フェリックス・ライターからの伝言役であった。フェリックスと落ち合ったボンドは犯罪組織をボンドが荒らしたお陰で仕事がやりやすくなったと感謝し、お礼として北アイルランド人の女、フォスターがアメリカを経由してクリミアに渡航した情報を渡される。
ボンドはロシア軍占領下のセバストポリに降り立ちフォスターを抑えようとするがそれは囮でボンドは捕らえられた。
実は売国奴はフローラで現地で力を持つマフィア上がりの民兵組織リーダー、セルゲイと組んでいたのだ。
ボンドは拷問を受けるが拷問のアマチュアである敵の隙をつき脱走、かつて敵として追っていたフォスターと共闘しセルゲイを倒す。ロシア軍に追われることになったボンドは寸でのところをフェリックスが出したヘリに拾われ帰還。ロンドンに戻りフローラを射殺する

主要登場人物

ジェームズ・ボンド
MI6の敏腕スパイ。不健康だが腕っ節は強く、「殺しの許可証」を持つ。銃は無理を言って旧式のワルサーPPKを使い続ける。「私の仕事は2つ。殺すことと女と寝て情報を聞き出すことだ」と豪語するほどの女好き
M
MI6局長。ボンドの最大の理解者。00ナンバーを持つボンドを重要視しているが、マネーベニーからも「我々の任務はあくまで助言なのでは?」と窘められる程の過激派
マネーベニー
Mの秘書。ボンドのプレイボーイぶりには呆れており、黒幕の女に対し恨み言をいったボンドの会話を聞き「だから言ったのに、女性に騙されないでって」と皮肉を言う
Q
需品・装備開発担当Q課課長の老人。00ナンバーとは直接対応する。ボンドに小型無線機を2つ渡す
フェリックス・ライター
在英大使館付きCIA要員。元海兵隊。物静かに見えて冗談好き。顔が広く、ボンドの救出を指揮した。「君のコードネームは?007か。だったら私は000とでも名乗ろうか」

ゲストキャラクター

フローラ
ある犯罪組織が経営する石油会社で無理やり働かされていた美女。実は潜入することにより組織の内部情報をCIAにリークしていた。最終的にイギリスの情報をセルゲイに流していたことが発覚。ボンドが「美人の顔は撃たない」と告げ胸を撃たれて死亡
セルゲイ
クリミア半島の民兵組織のリーダー。フローラと組みイギリス軍の哨戒情報をロシア軍に流すことで出世を目論んでいたが「プロ」であるボンドには歯が立たず射殺される
フォスター
元IRA。フローラに騙されてイギリス軍の情報を流していたがそれに憤慨してボンドと共闘。セバストポリから撤退する際にロシア軍から撃たれて死亡する

何年経ってもおそロシア 

タイトルの「Little No.'s Men」、これは2014年ウクライナ危機の際に突如として現れた「Little g Green Men」なる所属不明の部隊から取りました。今改めて調べてビックリしました。2014年とか、そんな前なんですか!?時代を感じますね。
最近ウクライナだセヴァストポリだなんだと聞かなくなりましたね。まあ日本じゃそれどころじゃないだけで、現地は今なお大変なんだろうな、と思います。

そういや新作ボンドでもそうですが、ロシア人悪役多すぎませんか?今回も一応黒幕ロシア人かな?まあ最低でもモブはロシア系なんでしょうね(尚ネタバレになるが、最終決戦の舞台は日露国境、即ち北方領土だったりします)。

最後に

まあそんな感じの『私版007』、いかかでしょうかね?個人的にはまあまあリアリティがあってよろしいかな、と思います。最後に今作で言いたかったことを一つだけ。やっぱりダニエル・クレイブ版ボンドは年寄りになったんだな、という話を。CIAの新人エージェントとしてボンドと共に大立ち回りをするCIAエージェント役のアナ・デ・アルマス。めっちゃ美人だったのですが、その…。忙しいし昔の恋人の方が大事だってのは分かるのですが…。本当にいい女だったので、後々にでも抱けよと…。







最低のオチだな!

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