ＰＣで書いてみることにしました。めちゃ快適。

すごく話題になっていた本ですが、
途中で止まってずっと後回しにしていました。
女性で身の回りの色んな変化に影響を受けながら
ジャングルジムのようにキャリアをつないできて、
変貌自在のキャリアは当たり前のような理論だと思っていたので。

でも、最後まで読んでみると、とても良本でした。
言語化することは、内省するきっかけになります。

プロティウスに由来しているプロティアンキャリア。
プロティウスはギリシャ神話に出てくる変貌自在な海の神です。

キャリアには有形資産と無形資産があります。
私がずっとほしかったのは有形資産だった。
そしてワーク以外のライフ（子育てやもろもろ）でも得ていた
無形資産は結構持っていた。
無形資産がビジネススキルとなり、有形資産を増やすことになる
ということはあまり考えていなかったこと。
無形資産が人生を豊かにするものだということは理解していた。

また、キャリアの棚卸しとは、どういうものかが具体的に実感
できました。企業内キャリアコンサルタントの内で、著者の田中さんは
おそらく一番著名な有名人で、キャリアに迷えるミドルシニア層は
ぜひお話を伺いたいナンバーワンのお人かと思います。
以前所属していた会社の社内ＳＮＳではコメントが取り上げられている
頻度も高かったです。

変貌自在なキャリアは、あったらいいものではなくて、これからは
なくてはならないものです。わがままでも、贅沢品でもなく必需品。

最後に「複業の教科書」を書いた西村さんとの対談が印象的でした。
次は複業の教科書を読んでいます。
副業ではなく、複業。本業ではできないことを複業で試したりして
キャリア資産を増やすことが可能です。
単線キャリアだと長い年月がかかることが複線キャリアで実現できる。
かもしれない。さっそく、試してみています。
おそらく、こういう発想でいくと、多くの人が元気になるはずです。