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「〜人」より「の方」を使いたい

「日本人」「アメリカ人」「あの人」「そういう人は〜」みたいな言い方は全然失礼じゃないし、標準的な言い方だと思う。

が、できれば「日本の方」「アメリカの方」「あの方」「そういう方は〜」という感じに言っていきたいと日々思いながら暮らしている。

ググってみると明確な情報は出てこないようなんだけど、「方」という言い方は尊敬語か丁寧語らしい。らしいってぐらいで、やっぱそう思い込んでいるだけなんじゃないかなとも感じる。

「○○人」だったり「〇〇な人」という言い方は失礼ではないんだけど、なんだか相手を物質のような扱いをしているようにも感じてしまう。存在を表しているというか、学術的というか、カテゴリーのようで中身がない言い方に感じる。

「ネアンデルタール人」みたいな。「ネアンデルタールの方」って言い方はさすがにしないけど。目の前にいたら「ネアンデルタールの方なんですね〜!」って言うかな。

「方」を使いたいのはたぶん、出会う方すべて自分よりすごいと感じているからだと思う。みんなどこかしら自分よりすごいものを持っていると思っているから、「人」じゃなく「方」を使いたい。

この「誰もが自分よりすごい部分がある」という考え方は、決してネガティブなものじゃなくて、むしろポジティブで。すごい部分があるとワクワクするってこと。

そして、自分自身もまた、相手よりすぐれている部分があるってことでもあるから。すごいポジティブです。

ただ問題もある。「方」って漢字はまぁいっぱい使われている。ブログやらライターをやっていると「〇〇な方」って言い方は文章を渋滞される。

「〇〇な方の方向」って渋滞してません? 「〇〇な方の方法」って言い方とか。「〇〇な方の方法って言い方」って渋滞してる、読みづらい。「〇〇な方の方が」って言っちゃうときもあって、言った後にハラハラしてたりする。読みやすさ的にもSEO的にも「方」より「人」の方がいいんだろうな。



へぇ〜、原始の方なんですね〜! あ、やっぱりでかい石のお金とか使わないですよね〜。イメージだけですよね〜!




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