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二輪走行練習会体験記・4

F3を意のままに操りたくて、またまた二輪走行練習会に参加してきました。
今回は主催者の方が動画撮影を行ってくれたため、自分がどのくらいの速度でどのくらい傾けているのかを客観的に見ることができました。

上記ポストの右側の動画が私が「にゃんこGP」を実践しているところなのですが(実際には反対周りもしないといけないが間違えて一周のみになっています)、自分的には「これ以上傾けたら倒れる!」という感じなのですが映像でみると全く倒れていなくて速度も遅いですね(余談ながら、元AKB平嶋夏海さんがジムカーナを始めたころはいかにもな初心者でしたが、最近のナップスだかライコランドだかのデモ走行では速度もバンク角もかなりすごいものとなっていてびっくりしました)。

今回の参加で、以前フラフラしていた方に腹筋とチ〇コの向き理論を教えたところ、既にバンク角も速度も抜かれているという経験をしてしまいました。
また、8の字GPも前回と変わらず44秒。
全く練習の成果がなかったことにガックリ。
しかし、動画に撮ってもらったことで次の課題が見えてきました。


1.バンク角を増やす


自分の感覚としてはこれ以上バンク角を増やすとフラっと内側に倒れてしまいそうです。
それを防ぐためにいくつかの方法があり
 A.速度を上げる
 B.ハンドルが切れるのを妨げない
等が考えられます。


2.速度を上げる


速度を上げる実験はやってみたことがあるのですが、速度を上げたからといってすぐにバンク角増につなげることはできず、大回りをしただけでした。
単純に速度を上げただけでは解決できなさそうです。


3.他機種との比較で考える


F3の前はモトグッチV7iiiに乗っていました。
V7で8の字練習やUターン練習、ツーリングをしたときはステップのみならずマフラーガードプレートをガリガリ擦るほど傾けられていました。
バンク角が違うというのもありますが、V7の方がバンクさせやすい何かがありました。
それをいくつか抽出してみます。

A.重心の高さ低さ


F3はV7に比べて重心が高いと感じます。
フラつき始めるのがV7よりも早く、安心してUターンできる感じではありません。
高い重心を高価なタイヤとサスで安定させているような感じ。
重心問題を解決するとしたら、私が身体の前傾度を深くして自分の重心位置を下げるしかなさそうです(車体は変えられないため)。

B.前後重量バランス


V7の場合後ろのタイヤに乗って走るのは比較的簡単で、後ろのタイヤに体重をかけて走ると深くバンクしても不安は少なくなりました。
F3の場合はシートやステップの位置関係から、油断すると後ろのタイヤに乗っている感覚が失われそう(前の方に乗らされる)になります。
前回の練習会では「足を乗せているステップ周辺の感覚が薄れると後ろに乗っている感覚も薄れる」ような感じがしていて、そうなると小回りがやりにくく感じました。
練習会参加者の中にはタンクの後ろにスポンジのようなものを取り付けて身体が前にズレないようにしている方もいましたので「後ろに乗る」ということが何か重要なヒントになるのではないかと思います(オレのアレが大きければ後ろに乗れたかもしれないのに・・・)。


4.仮説と今後の練習法


私の走りを見て「バンク角が足りない」「速度が足りない」と指導する方はいると思いますが、私としてはバンク角を増やすのも速度を上げるのも「それ以上怖くてできない」からソコ止まりなわけで、バンク角や速度を増やすためにどこを改善するかということこそが今の私に必要なわけです。
V7との比較から、私の速度不足・バンク角不足を解決するには
体重を後ろのタイヤに載せる
後ろのタイヤを地面に押し付けているのを感じられる乗り方

を模索していく必要があるのではないかと仮説を立てました。


私にとって8の字でフラフラするという問題は上手な人が言う「目線」「リアブレーキ」だけでなく腹筋でバイクと繋がる・チ〇コの向きを内側にという「独自の人馬一体を実現する秘訣」が必要でした。
そしてその方法はフラフラしていた他の人も改善することができた再現性のある解決策でした。
もしも後ろのタイヤを地面に押し付けるための秘訣を発見し、速度とバンク角を増やすことができたなら、ほかの人にも伝授して再現性を確かめ、再現性があったならばここで発表したいと思います。

(静止画で見ると速くてバンクが深そうなのだが・・・)


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