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和びすとろ善充 開業に向けて 20200205

もはや事件と呼んで差し支えの無い事態となりました。

2020年2月4日は、マカオ市民に忘れる事の出来ない日となってしまいました。

その日の正午、報道で“13時より行政長官の重大な発表がある”と。

そしてその内容は政府の全面機能停止・カジノを半月間、閉める等、覚悟はしておりましたが、かなり衝撃的な内容でした。

印象に残った言葉として、

1.65万人の人口で10人の罹患は多過ぎる。

2.しかしながら全面的に閉鎖をしていまうと、食糧等の補給を絶たれてしまう為、この様な措置に踏み切った。

3.ビジネスはなるべく閉鎖してください。

4.色々と市民の皆さんに不自由をお掛けします。そして文句を言いたい事も分かります。それは全て受け入れます。しかし一番大切なのは市民の生命と安全なのです。

と言う内容だった。正直、目頭が熱くなりました。

逆に日本政府の対応がギャグ漫画並のズレっぷりに呆れて言葉も出ません。

これでマカオは少なくとも2月〜3月は利益どころかマイナスしか出ません。

そんな一方で、開店が遅れていた我々にとっては朗報以外のナニモノでもありません。

開いていたら毎月500万円、2ヶ月で1000万円台の借金を作っていたでしょう。

この発表の前日の2月3日。私達は情報集取を重ねた結果、この様な事態になるという事をあらかじめ予測し、ホテル側にリスケジュールと、フリーレント期間の延長を申し出ておりました。

政府発表の前に申請するのと、発表後とでは、結果は大きく異なるでしょう。

ともあれ、このマカオの全面停止期間を我々はプラスに捉えて、4月頭にオープンという目標に切り替えて、より詳細なプランニングを詰めていきます。

モータースポーツに関わって30年。国際感覚は誰にも負けないと自負しております。国内外のモタスポに関する問題を常に提起していきます。