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170億円市場への挑戦

最近、貿易の仕事に力を入れている。
キッカケは経験値。
以前から付き合いや業務で協力をし合ってきた香港の会社とのコラボ。

思えば三年前、
「さぁこれから!」
のタイミングでまさかのコロナ。
そのコロナの期間に日本で立ち上げた知人の会社にやってもらおうと思ったら、あまりにも仕事ができずに断念。

少し間をおいてコロナ明けの先日、日本に戻り複数の会社と話しをした。
一番積極的だった会社はしかし残念ながら自己資金を持っていないと見えて、話しを引き伸ばすばかり。義理を立てて一定期間待ったが一応適当な理由をつけてセカンドオプションへ移行した。

資本金1億円、昨年の経常利益で3億円の会社なら大丈夫でしょう、と知人を通して話しをいれたところ、直ぐに予想通りの反応が来たので「お願いします」と前へ進めた。

話しを導入しやすくする為に互いに専門分野であるモータースポーツ界から話しを振った。
そこは流石に直ぐに当たりが付くようで、何をどうすれば良いのか?と言う反応が直ぐに返ってきた。

また先回りをしておこうと日本のトップチームに友人がいるので
「この商品、いる?」
と聞いたら
「直ぐにテストさせてくれ」
と返答がきた。
狙い通り。
全チームが欲しがるのは目に見えている。
それがこの商品を狙った最初の理由である「経験値」。

しかしモータースポーツの世界はマーケットが小さい。せいぜい日本で売れる量は40ft/3コンテナ分、金額にして2000万円程度。
昨夜も計算してて妻と「ちぃせ〜な〜」と笑ってしまった。

しかしそれこそデモンストレーション。
本命は別のマーケットにある。
それは全国にある施設。

そこでこの市場規模を計算してみた。
全ての施設の20%しか導入しない場合で計算。
法律では全ての施設で入れなければならないが、国の予算もあるので様々な制限があるとして予測。
その全市場20%の市場規模が170億円。
実際には850億円の市場規模がある。

しかし現実を見て全市場規模の20%を睨み、更にその20%の牌を取ることに集中しようと決めた。
つまり34億円のターゲット。
これを三年間で取りに行く。
すなわち年間11億円チョイ。
どうやって達成するのか?に、計画を集中させる事にした。

来週から具体的に着手するが、まずは取扱説明書の翻訳など細かい作業を進めている。
また日本での初期テスト時にはメディアの取材を受けれる様にお願いしたりと、得意ジャンルのメディア対策も進めている。
最初のテストが実行されたら改めてお知らせします。

モータースポーツに関わって30年。国際感覚は誰にも負けないと自負しております。国内外のモタスポに関する問題を常に提起していきます。