空間の認識、自分の身体の認識

昨日、リトミック春季特別研修に参加しました。ぞうさんのおともだち、という、フレーズを感じて空間の認識を把握するというねらいのリトミック。内容はこちらの本を。http://www.amazon.co.jp/%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%991~5%E6%AD%B3%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%9F%E3%82%93%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%8A%E3%83%84%E3%83%A1%E7%A4%BE%E4%BF%9D%E8%82%B2%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E7%A5%9E%E5%8E%9F-%E9%9B%85%E4%B9%8B/dp/4816354085/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1398652276&sr=8-1&keywords=1~5%E3%80%80%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF

 大好きな先生と、ぞうさんのおともだちになりました。みんなが輪になって座っている回りを、16拍目で自分が座っていた場所に戻らないといけません。今、気がつきました。先生は、わたしに先に気がつかせようと、委ねてくださったことに。先生と手をつないで回ります。手をつなぐと、言葉よりも何かを感じ取ることが多いものです。少し、ブレーキをかけられたように感じました。案の定、8拍目だけ、大きな歩幅で自分の位置にもどってしまいました。「それでは、間に合わないよ」と先生から。

 協調性がありすぎても、人と人との間に良いリズムは生まれません。そこがわたしの欠点。

 “人間という語と切手も切れない語がある。それは「空間」である。物体、あるいは人間のあいだに、確立された関係が存在すれば、そこに空間がある。同様にさまざまな心理的な所与のあいだに存在する関係にも、知的な空間がある。わたしたちにも、わたしたちをとりまく世界と同様、空間におかれおり、それと関係している。アジェリアゲラ教授は

 「行動する身体なしに、いかなる意味においても、空間は存在しない。」

 と考えている。”「エミール・ジャック=ダルクローズ」全音楽譜出版より引用

“「空間にとりまかれた人間の存在は、空間とともに自分が常に存在していることを発見すべきである。彼が周囲の空間と直接接触し続けるために行う進歩と、運動とのあいだには、不思議な共犯関係が存在する。進歩するために必要な活力、そして、それらを調和することのできる唯一のものである精神の平穏というものが存在する。空間の抵抗や時間の意識との闘いのうちで、さまざまな力の鼓動が均衡のとれた運動のリズムを規則正しく打っているのは、彼自身の内部、彼自身の奥深くでなっているのだ。”エミール・ジャック=ダルクローズ

 ぞうさんのおともだち ぞうさんのおともだち もりのなかをあるいていたら おともだちを みつけたよ 

 らららららららららら〜と、軽快で楽しい歌詞がつかられている曲に合わせて、子どもたちは楽しく活動をします。その他にも、おともだちをみつけること、4分音符(うさぎ)2分音符(ぞう)8分音符(りす)のリズム感、ビート感、など。この「楽しい」ゲームだからこそ、子どもたちの力になるのでしょう。

 すまいるリトミックhttp://www.smile-ry.com/ 

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