子どもが内側から良くなるとき

 「乱暴で粗暴な子らが突然遠い世界からもどって来たかのように変わることがあります。その変化はただ無秩序から作業への外的な移り行きだけではなく、もっとずっと深く及ぶ変化があってそれは心の安定と満足とになってあらわれるものです。すると脱線はひとりでに消え、自然な変化が遂げられます。」

 「幼児の秘密」マリア・モンテッソーリ著

リトミック4歳児「ぬいさしとせんのれんしゅう」の作品より。

子どもが変わります。お母さまの子どもへの姿勢も変わります。

“困った状態の子どもが良い状態へ変わっていくのは、お説教や厳しいしつけの結果ではありません。自分で深い充実感を感じたり、自信を味わうまで活動をやり遂げたとき、内面から変わっていくのです。”

 「幼児期には二度チャンスがある」相良敦子著より

困った状態、というのは、「子どもが」困っている状態であって、その子に接している「大人が」困っている状態ではありません。困っているのは、子ども本人です。

      選択→繰り返し→集中→達成感・充実感

この最初の「選択」の部分。自分で選ぶ。自分で考える。大人が出来ることは、この「選択」をどのような形に子どもに提示するか。いっしょに考えましょう。

 すまいるリトミック http://www.smile-ry.com/ 

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