これからデジカを始めるキミへ!【デジモンカードゲーム】
どうも、デジカはいいぞおじさん(33)です。
「デジカ」知ってますか?
僕くらいの年齢の人が小学生のころアニメや育成ギアに熱中した「デジタルモンスタ―」を題材としたカードゲームの略称です。
これまで色々なカードゲームを渡り歩いてきましたが、「デジモンカードゲーム」は色々な面で魅力的で、快適で、遊びごたえあり、僕はドハマりしています。
デジモンのカード?昔やってたよ!そういう方もいらっしゃるかと思いますが、
現行のデジモンカードゲームは2020年4月にリニューアルして誕生したゲームです。ルールやデザインが大きく変更され、躍動感あふれるデジモンのイラストと独自のコスト管理方法が楽しめるゲームとして生まれ変わったのです。
「興味はあるけど始めようか迷っている」という方に向けて、様々なカードゲームで遊んできた僕の目線からデジカの魅力をお伝えしたいと思います。
デジカのいいところ7選
デジカのいいところをいっぱい紹介します。
読み終わるころには「とりあえずどれから買えばいいの?」って気持ちになってるに違いない!!
・とにかくイラストがいい!
通常、カードゲームのイラストはカード内の枠の中に収められているパターンが多いですが、現在のデジカは旧版と大きく異なりカード全体に描かれたイラストが目を引きます。
カード一面に描かれたデジモンたちは躍動感があり、勇ましい姿や愛らしい姿を見せてくれます。
さらに、イラストによってはゲームやアニメのとある場面を再現しているものもあり、原作を知っていると思わず「おっ!」となってしまうこと請け合いです。集めて眺めているだけでも楽しい!
・デッキをシャッフルしない
あまり他のゲームの文句を言いたくはないのですが、僕が以前遊んでいたカードゲームは調子がいいと1ターンがとても長くなり、対抗する準備ができていないとやられるのを黙って見ていることしかできませんでした。
デジカを始めてから、昔遊んでたゲームのターンが長くなる原因は「デッキの中から特定のカードを手札に加える効果」いわゆるサーチ効果によるものだと気が付きました。
数十枚の束の中から特定のカードを探し、探し終えたらデッキをシャッフルするという工程が何回も発生するため、戦ってる以外の準備時間が長くなってしまうのです。
デジカにはデッキの中から特定のカードを確実に手札に加える手段はありません。
似たような効果でも「山札からX枚めくり、対象のカードがあれば手札に加えられる」という運の絡むものとなっており、対象外のカードは好きな順番でデッキ下に戻すためシャッフルは行いません。
後述しますがコストの管理が独特なため、サーチ効果を乱発するのも難しく、1ターンの間に2回サーチしたら多い方かと思います。
デッキからカードをオープンするため対戦相手にも得られる情報があります。デジカのサーチはお互いに気が抜けない瞬間です。
・デジモン世代に刺さる、原作再現効果
イラストに関する項目でも触れましたが、デジカにはゲームやアニメの場面を再現した効果が多数存在します。特にジーンと来たのがアニメ「デジモンテイマーズ」に登場する「メギドラモン」に関する効果です。
原作で啓人はベルゼブモンへの怒りによって強制的にパートナーのメガログラウモン(ギルモン)を進化させました。強大な力を得たものの誤った進化により制御を失ったメギドラモンはベルゼブモンに敗北してしまいます。
上記カードのメギドラモンは相手デジモンを消滅させる効果を持ちますが、ベルゼブモンは倒せない数値となっています。
また、自身が消滅したときに「ギルモン」と「松田啓人」を登場させる効果を持っています。
間違った進化によりギルモンを傷つけてしまった啓人でしたが、このことでギルモンはただのデータではなく絆のあるパートナーなのだと気付きます。
ギルモンに一緒に戦おうと声をかけられた啓人は「ぼくはもう、ギルモンの後ろにいるんじゃない!」と自らを奮い立たせます。
もう一度ギルモンを究極体へと進化させ、今度は「デュークモン」という聖騎士型デジモンへと正しい進化を遂げるのです。
メギドラモンが消滅して場に登場したギルモンは啓人の効果で1つになり、デュークモンに進化します。進化する時の効果でパワーが上昇しベルゼブモンの力を上回ることができます。
この他にも原作を再現した効果はたくさんありますが、
「メギドラモン」→「ギルモンとタカト」→「デュークモン」の流れが美しすぎて、初めてこれらのカードを知ったときに痺れました。
デジモンへの思い入れが強ければ強いほど、思わず唸ってしまうような効果ばかりなのでぜひ調べてみてください。
続いてはルールに関する魅力について2つお話しします。
・お互いがコストを共有するメモリーの面白さ
デジカではお互いの盤面の間にメモリーゲージというものを配置して対戦します。
自分側10から相手側10まで表示されており、数字が自分側にあるうちは自分のターン。数字が相手側に回ったらターン終了となります。
ルールを書き出したらキリがないので、詳しくは公式ホームページで勉強してみてください。
またティーチングアプリというものも配信されております。実際に販売されている構築済みデッキを使って対戦の流れを学べるのでありがたいです。
デジモンを進化させたり登場させたりするにはコストを支払う(数値分メモリーを相手側に動かす)必要があります。
そのデジモンが強力であるほどたくさんのコストを支払わなくてはいけません。
通常のカードゲームならばそのコストは自分でやりくりして捻出するのですが、デジカの場合メモリーをたくさん使って相手にターンを渡してしまうと、それだけ相手が強力な動きを返してくることになります。
言葉で説明をするのがなかなか難しいのですが、単純なデジモン同士の対決だけではなくて、勝つために動きながらも相手にいくつのメモリーを渡すかを考えるところがデジカの醍醐味と言えます。
・負けパターンを覆す!セキュリティの存在
もうひとつの面白いルールが「セキュリティ」の存在です。
デジカで勝利するためにはセキュリティという体力の代わりに置かれた5枚のカードをすべて破壊してプレイヤーに直接攻撃しなくてはなりません。
セキュリティはゲーム開始前に裏向きに配置しておき、デジモンがアタックして初めてオープンされます。
オープンされたカードの効果によってはアタックしたデジモンが消滅してしまったり、突然自分のターンが終了してしまったりと、攻撃する側は気を抜くことができません。
同時に攻撃を受ける側も「セキュリティからあのカードがでれば!」と勝負を諦めずにいられる要素であり、運次第で勝敗を分けるほど重要な役割を担っています。
セキュリティ次第でデッキの強弱や相性の有利不利を覆すことができるのは、カードゲームとして健全だと思っています。
ランダム要素があるからこそ、最後まで何が起こるかわからないですし、何か起きた時のために対策を考えるのも楽しいです。
・楽しいのが伝わってくる公式YouTube
デジカを語るうえで外せないのが公式YouTubeチャンネルの存在です。
毎週木曜夜8時に更新されております。
解説を聞きながら対戦を見るとわかりやすいですし、新カードの情報を紹介してくれるコーナーなどもあり、わくわくさせてくれます。
出演者のみなさんがのびのびと楽しそうにデジカの話をしているのがいいんですよ。
公式イベントではYouTubeに出演されている方との対戦ができる機会もあります。
当時デジカを始めたばかりの僕にも優しくて嬉しかったです。
・有志のまとめサイトが親切
上記のサイトがとても親切な作りになっていて、僕はほぼ毎日アクセスしています。
個人的にはこのサイトがなければデッキを作ることもままならないレベルです。
いつもありがとうございます。
優勝デッキのランキングやデッキレシピの紹介、シングルカードの価格表示など必要な情報が集約されています。
デジカを始めるのであればぜひ活用することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
デジカの魅力が伝わって、テイマーデビューしてみたくなったなら嬉しいです。
始めはこの記事を投げ銭形式にしようかと迷いましたが、投げ銭するお金があったらデジカに使ってほしいと思いやめました。
既に遊んでいる方も、デジカ仲間を増やす時のプレゼン用にこの記事を使ってもらえたらありがたいです。
それでは、デジタルゲートオープン!!
おわり
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