まずは軽く自己紹介

はじめまして、と申します。

2019年3月からTwitter(@gyo_akatuki)に生息し、時々美術展等に足を運んでは能の無い感想をぐちぐちと垂れ流して参りました。


なぜnoteに進出するのか


ズバリ、「『長谷川登』氏という彫刻家の方の魅力をもっと多くの方に知ってもらいたい」と思ったからです。早い話が布教です。(あとTwitterの文字数制限に囚われたくなかったからというのもあります)

現Twitterフォロワー数が決して多くない私が、今すぐたくさんの人に氏の作品の魅力を伝えられるとは思いません。しかし、これから先何かのタイミングで氏の作品を見かけ、気になった人が氏の名前を検索した時に求められる情報は「展覧会の案内」や「『過去にこんな展覧会に参加していた』という情報」より「作品の画像」、「作品の細かい特徴」であると思います。そして、私は新しく氏のことを知った人が他の作品を(ネット上で)見るための足掛かりになりたいと思いました。

残念ながらTwitterでは過去ツイが行方不明になりやすいデメリットがあります。私のTwitterアカウントでは対策に

プロフィールに「#長谷川登」と入れる/ツイート(ツリーとするなら1枚目)にも「#長谷川登」と入れる/モーメントを作成する 

ということを行っていますがそれでも ツイートが行方不明になってしまう/一発で欲しい情報に辿り着けない ことは充分起こり得ると思います。あるいはTwitterにロックがかかってしまう/凍結されるなどでアクセスできないかもしれません。その時に他の媒体があればそこから辿り着いてもらえるかもしれません。

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そのために、Twitterに加えてnoteも使うことで私は媒体を増やそうと思いました。

「長谷川登」氏とは


この辺りをご覧いただくのが一番わかるかと思います。(リンク切れしていたらごめんなさい)     ※3つ目のリンク(二科会のもの)は特にリンク切れ起こりうるかもです、指摘いただければ対処致します。

ちなみに先述のモーメントがこちらです…

http://kourakka.blogspot.com/2019/07/ から一部抜粋(リンクのページには他にもあったので詳しく知りたい方はそちらもご参照ください)

1993 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
1995 同大学院美術研究科彫刻専攻博士課程修了
1996 渡米、2001年3月までニューヨーク市にて創作活動
現在 二科会彫刻部会友、日本美術家連盟会員
2001 個展「石彫小品と水彩素描展」-NY報告/南青山‘土火‘(東京)
   個展/佐野信用金庫石塚支店(栃木)
2003 第16回富嶽ビエンナーレ展入選/静岡県立美術館(静岡)
   第88回二科展入選 東京都美術館(以後毎年出品、2007年第92回展より国立新美術館)
2007 第92回二科展特選/国立新美術館(東京)
2008 春季二科展(選抜展)招待作品/東京都美術館(東京)
2009 第94回二科展特選、会友推挙/国立新美術館(東京)
2011 個展「自然エネルギーへの畏怖と憧れ」/メタルアートミュージアム光の谷(千葉)
2014 第8回美術家連盟新会員奨励展‘14/美術家連盟画廊(東京)
2018 第103回二科展会友賞/国立新美術館(東京)
2019 春季二科展(選抜展)招待出品/東京都美術館(東京)

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「暁」三田会館(東京都港区)にて。2018年2月。(※画像2枚目の表示は作品の後ろ側にありました)

氏の作品に初めて出会ったのはこの作品です。「暁」という名前はこの作品から取りました。

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「光焰」第103回二科展(2018年9月、国立新美術館)にて。(※画像2枚目のプレートは「会友賞」のプレートの左のものです。)

これ以外にも氏の作品は見に行きましたがその写真はまた別の機会とさせていただきます。

この二作からお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、氏は自然をモチーフにした抽象彫刻をなさっています。

私の考える長谷川登氏作品の魅力3つ!


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先ほどの写真を再び貼りました。

1.造形として美しい

"何を表しているのか"という小難しいことを考えなくても氏の作品を味わうことは可能です。なぜならば趣向が凝らされているから。

「暁」という作品は「3つの円が重なっていてその中央を円錐状のパーツが貫いている」という文字にしてみれば単純な構成です。しかし、一つの円でも場所によって太さが違う(中央の円の左下と右上がわかりやすいです)うえ、多角形的にパーツが形作られています。

サイズが大きく前述のような特徴を持つため緻密な計算と細かい角度の調整によって成立しているであろうことは容易に想像できます。

それを考えながら1周見てみるだけでも、趣向の凝らされつくした作品に驚嘆させられます。

2.見る度に違う表情を楽しめる

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この写真は数行上の写真を撮った日と同じ日に撮ったものですが、角度を違えるだけで光の反射の仕方などにより全く違って見えます。

また日光の入射角やその日の天候、周囲の様子(意図しないところに映り込むことがあります)など一日として要素が完全に一致する日はありません。数多の面を持つこの作品の表情が完全に一致することは二度とないというある種の"儚さ"や"レア感"を氏の作品は持っています。加えて角度が少し違うだけで見え方が異なるので氏の作品は無限の表情や色彩を備えているのです。

3."何をモチーフにしているか"がわかりやすい

一般的に美術館などで展示されている"巨匠"の抽象美術は何がモチーフなのかがわかりにくいことがよくあります。例えばキャンバスが一色で塗られただけの絵は様々な感情を湧き起こしはしてくれますが"どんな観方で観ればいいのか"がわからない。そもそも正解など存在しませんがどこか縁遠く感じてしまうことがあると思います。

では具象美術ならいいのかというとそうでないこともあります。「○○(花,風景,人物,etc)が表されている、美しい,すごい,嬉しい,etc なぁ」とは思ってもそこから先に感情が進まないこともあるのではないでしょうか。モチーフが明示されている以上"物理的に何を表現しているか"(比喩が使われているなど表現されているものの意味が読み取りにくいこともあるためこの表現にさせていただいています)はわかりますがそこで止まってしまうこともあります。

ここで氏の作品を見ていただきたい。氏の作品は抽象美術の中で比較的何がモチーフなのかわかりやすい部類に入ると思います。鑑賞者側のモチーフに対するイメージ(観念)と目の前の氏の作品(実像)が作用しあって様々な感想が生まれます。これは一見しただけでは意図の理解しにくい作品も多い現代美術の中で強い特徴であると私は考えます。

見に行くのが一番!


語彙力皆無な私が言葉を尽くそうとしたところで実物の与える衝撃には到底かないません。交通費や時間の都合など様々なご事情はあるかと存じますが、出来れば一度でも実物を見ていただきたいです。

三田会館(東京都港区)の敷地内に「暁」が通年で設置されています。入場料等はありません。

例年9月の第一水曜日から敬老の日(第三月曜日)まで国立新美術館(東京都港区)で行われる"二科展"に大作を出品されています。例年大人は1000円、大学・高校生は800円、中学生以下は無料です。前売り券は200円安く、例年当日券でも前売り券の価格で購入できる措置があります。詳細は二科会公式HPをご覧ください。なお、長谷川氏は二科会彫刻部会友でもあります。(2019年8月現在)

またこれ以外にも個展やグループ展等があります。会期中のものがあるか探すのは大変ですが、期間指定機能を駆使するなどしてぜひ探してみてください。経験則に基づく見つけるポイントは 頻繁に検索する ことと 期間を絞る ことです。

最後に


これから過去の展覧会の感想を投稿した後、訪れた展覧会の感想を投稿しようと考えています。1mmでも気になった方がいらっしゃればnoteでもTwitterでも大丈夫です、ぜひお声掛けいただければと思います。

宜しくお願いします。


2019.08.29 暁

Twitter @gyo_akatuki

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