医療現場での業務改善の進め方

こんにちは。 髙木 咲希(ぎっさん)です。

先日医療現場で業務改善を進めている方のお話を聞いたのですが、その話がとても興味深かったので共有させて頂きます。

そこで私は、現場のメンバーを巻き込むにはどうするべきかという問題について考えました。

ぜひ皆さんのご意見を聞いてみたいので違う業界にいらっしゃる方も読んで頂けるとうれしいです。


お話させていただいたのはある看護師の方です。

その方は自身が働く環境において業務改善の障壁になっているのは、現場の業務改善に対する捉え方にあるのではないかと考えていらっしゃいました。

現場の一部の層では、業務改善は患者さんでなく自分を楽にするためのものであり、そのためにコストをかけるのであればその分を患者さんにあてたいと考えていると説明してくださいました。

私は患者さんのことを一番に思う優しい心の現れだと関心する一方「業務改善は患者さんにとっての価値もだしていける行為なのではないか。」とその意見に疑問を感じました。

その疑問を投げかけたところ、「説明はしてるんだけど、なかなか受け入れてくれない人もいるんだよね。」と一筋縄ではいかない様子を語って下さいました。


いきなりですが皆さんだったらこの状況で、どういった工夫で現場を巻き込みますでしょうか?

私はこの問題に対して、自信を持って解を示すことができませんでした。ですので皆さんのお力を借りたいと思っています。


私のアイディアとしては

・業務改善の必要性を訴える行為には力を入れない。(業務改善が自分のための物だという考えを否定しているように捉えられないので。)

・業務改善には大きなコストがかからないことを実感してもらうために、現場の意見をすぐに仕組みへ反映させるという機会を設ける。(kintone利用者であればその場で設定を変更するなど。)

正しさを押し付けるのではなく、コストへの懸念以上に業務改善への期待値を高くできないかとの考えです。


他の医療関係者に質問したところ、深く納得出来る意見を頂けたので合わせて紹介させていただきます。

・業務改善の成果が患者さんへ良い影響を与えることが分かり易く現れる箇所から改善を進める。

(この箇所がどういった場面か具体的に聞いておくべきでした...。)

・「安全」というのが1つのキーワード。手動ではミスが起きやすい部分をシステム化することで解決できるという話は受け入れてもらえやすい。


当前ですが私のアイディアよりずっと具体的で、上手く進みそうな想像がつきますね(-_-)まだまだ精進していきます!


今回お話を聞く中で医療の現場ならではの考えがあることや、その悩みが別の医療機関でも同様に課題として取り組まれていることを知りました。

そういったなかで改めて社外で業務改善を学ぶ意義というものを強く感じました。

同じような業界を集め意見を交わし合う場を企画していきたいと思いましたので、是非この分野でというテーマをお持ちの方いらっしゃいましたらコメントして下さい!


イベント内容が決まれば下のサイトから報告させていただきますので、是非ご登録よろしくお願いいたします。

https://gyomuhackers.connpass.com/

では〜

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