システム導入時のハンズオンで大事にしたいポイント

こんにちは。髙木 咲希(ぎっさん)です。

以前このnoteで「システム導入時にはハンズオンを行うのがおすすめです!」という話しを書きました。

最近ハンズオンを行う機会があったので、今日はそのふりかえりを兼ねてハンズオンの際に大事にしたいポイントについて書いていこうと思います。


実際の業務を想定して作業を行う

ハンズオンを行なっていると適当な値を入れて動作の確認を行なっている現場の方が多い印象をうけます。

利用者にとってハンズオンをで学ぶことの良いところは、分かる人に質問ができるので、その場で困ったことが解決出来、新しいことを習得する際のストレルがあまり無いことだと思っています。

実際に運用し始めてからではなく「今」わからない事に沢山出会っとく方が後々楽になるので、その為にも実際に入力するであろう値を使って動かしてみることをおすすめします。

開発者の視点から考えると、実際の業務を想定して行って頂けた方が「これぐらい時間がかかっているんだな」とか「ここは案外皆が活用している箇所なんだな」とか今後の参考材料になるので、私はそのように取り組んで頂いています。


その場で3回以上動作を繰り返す

3回という数に特に意味はないのですが、始めての作業を1回で覚えられる方は少ないのでその場で繰返し行うと良いと思います。

ハンズオンは実際にシステムを使い始める為に、その際の障壁を下げる役割として行います。1度学ぶだけでは「聞いた」という状態にしかならないと感じていて「知らない」状態とあまり差がないと思っています。

「なんとなく慣れてくる」この回数が私の手応えでは3回~5回ぐらいかなと感じています。

全く同じ動作を3回は面倒くさいと感じられてしまいそうなので、今日抑えてもらいたい基本的な動作を違うパターンで繰返し行えるような流れでハンズオンの構成を考えると良いのかなと思っています。


フィードバックはその場で対応するか、皆の前で記録しておく

ハンズオンは「自分は業務改善に関係が無い」と感じていた人を巻き込む機会に活用できると感じています。

一度自分の意見が通るという経験をしている方は、その後も積極的にフィードバックを出して頂けているなぁと感じています。

システム導入時とういうのは、システムが一番荒い状態であり、始めて利用する人でも意見が出しやすい状態にあると思っています。ですのでこの機会を活用して沢山の意見を受け取ると良いのでは無いかと考えています。

その場意見を反映させられるのが理想的ではありますが、それが難しい場合でも必ずその意見を受け取ったことが伝え割るように進めていくのが、現場の方と信頼を築いていう上で大事だと思っています。


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書き出してみながらまだまだノウハウ化できていないポイントが沢山あるなぁと感じました。

ハンズオンを行なったことのある弊社のメンバーや、ハンズオンを行なった先の現場の方からの声も集めてまた共有出来たら良いなと思います!

引き続きハンズオンについては書いていきたいと思いますので、是非ご期待下さい!

では〜。

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