日常なのか非日常なのか

今宵も夜空にはおそらく遠い昔の思い出さながら星たちが輝いている。冬だからということもあるけれど、このところの地上の静けさに呼応してか、ことさら鮮明に。果たしてこれは日常であり、巷の異常な渾沌はつまり非日常的な状況で。
本来ならば日常のなかに非日常としての音楽やらが存在し、ささやかで心地よい現実逃避の世界を味わえるはずなのに。
いったいこれからの日常とは?
悪夢であってもこの日常が夢であって欲しいと思いつつ。されど、ならばもっと強烈な現実逃避に挑戦しなければ。そんな夜。

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