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冬に食べたカルボナーラ批評

いちばん好きなパスタは、カルボナーラ。
それもコッテリ濃厚なカルボナーラが大好き。でもなかなか自分好みのカルボナーラに出会えません。
この冬に食べたカルボナーラの記録です。

🍝

手紙舎 2nd STORY
温泉たまごとキノコのカルボナーラ 柚子胡椒風味  1,200円
★★☆☆☆

京王線の柴崎駅にある、手紙舎 2nd STORY。日曜日の開店直後でほぼ満席。カウンター席か相席なら、と言われてカウンター席を選ぶ。椅子が高く座り心地は良くない。席からはキッチンの様子が伺える。店が混んでいるせいか料理の提供も遅い。
最初にサラダが出てくるけど、緑の葉野菜のみ。ドレッシングも普通以下。
卵が上に乗っている時点で、もはやカルボナーラではない。カルボナーラのソースの味にコクはなくて、さらっとしたクリームスープのよう。パスタは噛み応えのあるフェットチーネ。ソースがさらっと滑り落ちて、絡まなくて、味わいにくい。なぜかパンもついてきたけど、パスタだけでお腹いっぱいでパンは一口も食べず残してしまいました。
カルボナーラではなく、クリームパスタと言われたら、もっと美味しく食べられるような気がした。

🍝

あるでん亭 (新宿センタービル店)
カルボナーラ 1,030円
★★☆☆☆

新宿西口のオフィス街、センタービル内に店を構える、あるでん亭。前職では新宿に通っていて、オフィスはすぐ近くのビルだったけれど、一度も来たことがなかった。
かなりの人気店で、オープン前からウェイティングが10名ほど。一人だと有無を言わさずカウンター席に通される。
ここの看板メニューはカルボではないけれど、カルボが“ちょっと変わってる”という情報を聞いたのでワクワクしながら来店。
出されたカルボナーラに、クリーム感は一切なし。チーズ感もたまご感もほとんどない。オイル感。テーブルに粉チーズが置いてあり、自由に味を付けて調整するシステム。しかしこの粉チーズも風味が好みではなく(一般的に売られている粉チーズの味ではない)、うまく軌道修正ができない。
結局「これはカルボナーラなのか?美味しいのか?」と、頭と口の中が「?」でいっぱいになって、ごちそうさまでした。
看板メニューなら美味しいのかもしれない。ここのカルボナーラをリピートすることも、誰かに薦めることもない。

🍝

タパス&タパス (渋谷公園通り店)
下北沢カルボナーラ 680円
★★★★☆

何度も通っているけど、タパス&タパスのカルボナーラはとっても美味しい。
ツルっとした細めのパスタには、お皿に残らないほどコッテリとしたソースがピタッと絡む。生クリームは少なめで、チーズのコクや風味がしっかり味わえる。具材はパンチェッタのみ、トッピングは粗めの黒胡椒たっぷり。シンプルだけど、濃厚カルボナーラが好きならきっと満足できるはず。
サラダセットにしても税込950円と、1,000円以内に収まるコストパフォーマンス。渋谷公園通り店のランチは17:00まで。14:00を過ぎると客数も減り、渋谷とは思えないほどゆったりと過ごせるところも良い。

🍝

おわり


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