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ファン・ダリエンソの踊り方 アルゼンチンタンゴの王様へのオマージュ


今日は、アルゼンチンタンゴ音楽の巨匠、
ファン・ダリエンソの踊り方にフォーカス!


・ダリエンソの音楽

ファン・ダリエンソはアルゼンチンタンゴの演奏家あり作曲家の巨匠です。
彼の音楽は、その速さとリズムの強さで知られており、一聴するだけで心を掴まれます。しかし、彼のリズムはただ速いだけではありません。その精密さは比類なく、このため彼は「リズムの王様」と賞賛されています。


ダリエンソ自身が語っているように

「タンゴはリズム、エネルギー、強さ、そして個性に溢れているべきです。彼は昔のタンゴ、グアルディア・ビエハのタンゴがこれらの要素を兼ね備えていて、これを大切にする必要がある」

出典:https://www.el-recodo.com/juandarienzo 


と強調してます。
ダリエンソが確立した演奏方式は洗練されており、バンドネオンのバリエーションは圧巻です。

ダリエンソはバンドネオンにスタを鍛えに鍛え抜いたと言われる



・踊り方


ダリエンソの音楽に合わせて踊る際のポイントについて探りましょう。タンゴは通常2x4のリズムで、一小節に4つの拍子があります。ダリエンソの音楽では、最初の拍子に強いアクセントが置かれるのが特徴です。この強い音を基盤に、ダンスを構築することが一つのアプローチです。

 ダリエンソの音楽は早い音が連なる部分も多く含まれています。すべての音に合わせて踊るのは難しいです。そこで特定の音に焦点を当て、それを「タメ」にして踊りをコントロールするテクニックが有効です。


・「タメ」と「止まる」の違い

ここで、「タメ」と「止まる」の違いを明確に理解することが重要です。タメは音楽の流れを体の中で保ちながら、動きを一時的に遅らせることです。一方、止まるは音楽の流れを完全に止めてしまうことです。

英語で例えるなら、
「タメ」は "And" のように続きがありますが、
「止まる」は "End" のようにそこで区切りがつきます。

「タメ」をつくることに 音の表現への可能性が広がります。


・まとめ

日常生活やビジネスにおいても、この「タメ」の考え方は非常に役立ちます。行動を起こす前に少しの間を持つことで、より冷静で計画的なアプローチが可能となり、全体の流れをスムーズにすることができます。


ダリエンソの音楽と共に踊ることは、技術と情熱を要求されるエキサイティングでチャレンジングな経験です。この機会にダリエンソの音楽に耳を傾け、その魅力を存分に味わってみてください。


GYU








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