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タンゴをより楽しむなら楽団と〇〇を覚えよう!

今日は、タンゴをより楽しむためのタンゴの音楽の覚える方法についてお話ししましょう。タンゴの世界には数多くの楽団が存在し、長い歴史を持つため、さまざまな種類のタンゴがあります。タンゴと言っても、テンポやリズム、ドラマティックさなど、幅広いスタイルが存在します。では、どのようにしてこれらを区別し、覚えることができるでしょうか?これはDJとして活動されている皆さんにも役立つ情報です。

まず、タンゴの歴史を大まかに時代ごとに区別しましょう。タンゴの時代には大きく分けて1920年代、1930年代、1940年代、1950年代以降があり、特に1940年代は黄金時代と呼ばれる重要な時期でした。1920年代はカフェで演奏されていた時代で、優雅なテンポのタンゴが特徴です。1930年代半ばからはダリエンソ楽団などが電撃のリズムを取り入れ、華やかなダンス音楽へと進化しました。そして1940年代にはテンポが力強く、メロディーが重視されるようになりました。1950年代初めには録音技術が変わり、演奏スタイルも変化しました。特にミロンガでよくかかるのは30年代から50年代の音楽です。

楽団を覚える際には、歌手と一緒に覚えることが一番の方法です。例えば、カルロス・デ・ィサルリ楽団の場合、有名な歌手がたくさんいます。その中でも代表的な3人はロベルト・ルフィーノ、ホルヘ・デュラン、そしてアルベルト・ポデスタです。これらの歌手の曲を聴くと、ディサルリ楽団でもそれぞれの歌手ごとに異なる曲調が分かります。この覚え方のコツは、歌手の苗字で覚えるという方法です。例えば、ディサルリ・イ・ポデスタ、ディサルリ・イ・ルフィーノ、ディ・サルリ・イ・デュランです。

この歌手の苗字を組み合わせて覚えると、楽団の年代や曲調が明確になります。他の楽団についても同様に、歌手と一緒に覚えることがおすすめです。楽団や歌手と歌詞を一緒に覚えることで、楽団の年代や曲調をイメージしやすくなります。

代表的な楽団と歌手

ダリエンソ楽団
ダリエンソ イ エチャグエ
ダリエンソ イ マウレ
ダリエンソ イ ラボルデ

トロイロ楽団
トロイロ イ フィオレンティーノ
トロイロ イ マリーノ
トロイロ イ ルイス

フレセド楽団
フレセド イ ライ
フレセド イ ルイス

カロ楽団
カロー イ ベロン
カロー イ イリアルテ

など

タンゴ愛好者にとって、楽団や歌手の覚え方は、音楽をより深く理解し、またDJとしてのスキルを向上させるために非常に重要です。是非、これらの方法を試してみてください。

GYU

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