木星について

最近、何をしていてもどこかで木星のことを考えてしまう、という状態なのですが、昨日トランジットを見てみたら木星が魚座にあることを知りました。

私はヘリオセントリックで魚座5度「教会のバザー」に水星があるのですが、トランジット木星は魚座10度あたりにあり、割と近いです。
昨年末あたりにはトランジットで魚座の水星、木星が近づいている日などもあり、私がベテルギウスが近付いていると感じていた時、また、双子座についての夢を見ていた時、このヘリオ水星、木星の影響もあったかもしれません。
頻繁に天体の動きを見るわけではないのですが、強く実感した後は見てみるのがいいのかもしれません。


この間、夢の中の広い牧場で羊たちとマラソンをしていたのですが、途中から親戚との宴会になり、その後旅行に行く計画を私(私たち姉妹、数人いるようでした)がつくらねばならなかったのですが、まだ準備をしていない、という状況の夢を見ました。


旅行計画を話される前、私は碗に手足を入れていたのですが親戚らしき人に「何を遊んでいるの」と言われ、それから動物園に行く計画を立てていました。

その後、牧場から数人の仲間とマラソンをしました。
休憩所でくじを回したらラムネ(細かい円)と黒い球のようなものを貰いました。

一緒に走っていた中性的でちょっと怖い女性が「パラキアが出た」と言いました。「それは何でしょう?」と聞いたら鉱物だという話で黒い球の中は薄茶系のクリスタルのようでした。(沢山の六角形が入っていた)

その後も走り、神社前まで来ると、ナブーから電話が来たので一度立ち止まりました。
気がつくと、私が取ったはずの電話には隣の女性が出て話していました。

女性は段々とヒール靴を履いた現代風の女性へと変化しました。(この時主客がダブルになっていた)
女性は電話で「いまが1番やる気が出なくて困っている」と言っていて、私は彼女の電話が終わるまで植物を見ながら待っていたのですが、段々植物だったものが白黒の奇妙な猿のような目と唇の大きな生き物に変化しました。

私は視線を外し、店の前にいた豹をみていたら、彼女の電話が終わりました。
(いまが1番やる気が出ないと言っていたことが気になっていた)
そして、「(ならば)じゃあ一緒に走ろう」と手を引いて再び走り出したのですが、その頃には、風景がすっかり変化していて、日本にある路地裏のファーストフード店の中から出てアメリカのビル街を走っていました。


この夢を考察してみたのですが、これはある時代からの流れの中にいたのではないかと思います。
はじめ、私は広い牧場にいたのですがマラソンをする中で最終的には、アメリカのビル街を走っていました。

途中、パラキアと言われたことは印象に残っています。
私はパキラしか知らず、でも、何かないかと探すとパラティア島というのがギリシャにあるのを発見しました。

夢の情報に地理はあまり関係ありませんが、ここには、アポロン神殿遺跡があるようです。ナクソス島と繋がっているらしいのですが、ゼウスが育てられた場所とも言われているようです。
ということから、中間地点でみつけた黒い球(鉱物)をギリシャ時代に当てはめてみようかと思います。

そして、その後、一緒にいた女性がナブー(水星)からの電話を取り、立ち止まるとヒール靴になった時代を現在の魚座時代に当てはめてみます。

私は「今が1番やる気が出ない」と言っていた女性のことを気にしていました。
彼女のことを途中まで中性的で少し怖く感じていたのですが、ヒール靴で電話をしている時すっかり雰囲気が変わってしまいました。

彼女と私は主客が重なっていて、ナブーから電話がかかってきた時私が受け取ったのですが、いつの間にか彼女が出ていました。
彼女は私の分身ということかもしれません。(トゥルパ)

何故ナブーと話していたのか気になります。ナブー(水星)と話ていたのは過去あるいは未来の自分であるとも言えます。
この時、水星を窓口と考えると、移動方法にも思えます。私は水星を通してこの流れを見ていたかもしれません。

この夢を第四文化期〜第五文化期〜未来のアメリカ文化期と結びつけて考えてみました。


『星と人間』という本の引用になりますが、ギリシャ時代について、シュタイナーによると『ギリシアーラテン期は、「頭文化」を頂点にもたらしました。中略 人間は十五世紀以降、思考によって現実とつながることができなくなったのです。この頭文化・牡羊座文化においては、人間はまだ内面で宇宙を観照できました。物質界に関して、この頭文化・牡羊座文化は、最も完全なものでした。そこから堕落して発展したものが、唯物論的になったのです。』とあります。
霊を切り離し物質化した時代ですが、この時代は内面で宇宙を観照出来たとすると、今の人間の知覚とも違うはずです。

各々時代を考えるなら、本来はずっと前の全てがエーテル体だった時代まで考えなければならないのかもしれません。
エーテルの牡羊座時代まで遡る必要がありますが、そうなると、やはり知覚が困難でもあります。
この夢で例えるなら、手足が碗に入っていて(卵のような状態)旅行計画を立てるより前の出来事になると思いますが、夢は見てるけど知覚が曖昧な部分と考えられます。

知覚が曖昧なのは人間の形にも関係すると思われます。
ギリシャ時代、頭文化は完成したと言われますが、人間の頭が宇宙の模型であるならば、星座は思考の一つなのかもしれません。

恒星は星座や神話と直接関係ありませんが、星座や神話が古代人に作られたものとすると、その時代考えられていた星座を分解、解釈することは、その時代の思考を知る手がかりになると思います。
これは、人間の形で受け取れる知覚を変化させることでもあるかもしれません。

魚座時代についてシュタイナーの本をまた引用しますが、『…木星は魚座(双魚宮)を宮とします。木星は、人間の額・前脳の発達に関連しています。中略 火星がポスト・アトランティス第四期に成し遂げたのと同じことを、木星が第五期に果たします。中略 ポスト・アトランティス第五期は、精神生活の力、宇宙認識の力、世界観の力をとおして、偉大なものにされなくてはなりません。』とあります。

魚座は足、商業と関係し、牡羊座から魚座に時代が動いた時、足に降りたものは、今は頭に向かっているのかもしれません。
そう考えると魚座時代の後半(いま)行われていることは、二つの魚の片方の動きなのだろうと思います。

夢では、「今が1番やる気が出ない」という女性を引っ張ってアメリカ文化期の方向に走り出していたとすると、これは木星の動きでもあるかもしれません。


木星が前脳の発達に関係していると読んだ時、以前の夢を思い出しました。

私が向きを変えようとした時、幼馴染のおでことぶつかったのは前脳(前脳は大脳の一部)の変化ということでもあったかもしれません。
私は犯人?と思ってましたが、複数解釈できるとして、木星と自分が衝突したと考えても面白いかもしれないと思いました。

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