ただの中学生が、ラストアイドルに出会って人生をやり直した話

タイトルはネットの小説に影響を受けすぎた故です。
ただのおたくのくっさい自分語りなので、許してくれる方だけ付き合ってくださいな。


私と遥夏ちゃんが中学生だった当時、既に察してた方もいると思うけど、私は人間関係で躓いたことによるストレス、そしてそれに起因する病気の発症で中学ほぼ不登校の状態でした。1度だけ本気で死のうとしたこともあります。まあ失敗したから今こうしてるんだけど。
ちょうどそんな時期に知ったのがラストアイドル。いや、元々秋元アイドルのオタクだったし名前だけは知っていたけど、あくまで名前だけ。初めて見たのはスマステ最終回の後、てゃんと古賀哉子ちゃんのバトル。画面に映る女の子たちの残酷な美しさと、何よりデビュー曲のバンドワゴンの良さ…!一気に惹き付けられた瞬間は未だに覚えてる。
最後の次回予告で映った挑戦者がとても気になりました。それが鈴木遥夏ちゃんです。
友達ともその話をして、それから1週間、2人でドキドキしながら自分にとって2回目のラストアイドル放送を見て。林真理子先生が遥夏ちゃんの名前を呼んだ時、夜中なのに歓声をあげた記憶があります。呼び捨てファンタジー、今ではすっかり私も大好きな曲になったよ。

放送後すぐに、挑戦者から暫定メンバーになった遥夏ちゃんのTwitterアカウントを見つけてフォロー。当時使っていた趣味垢からリプを送りました。はじめまして、放送見てました、同い年ですってね。すぐに返信をくれたことが嬉しすぎて、その日の夜にTwitterの専用垢を作りました。まだその時は放送後記に添えられたソラドの衣装の写真と暫定メンバー紹介の写真しか無かったから、その2枚を必死に使い回して覚えたての拙い画像加工でアイコンとヘッダー、タグ画全部作ったなー。今見返すとひでぇクオリティだなって思うけど、当時の遥夏ちゃんはもうそれだけでめちゃくちゃ喜んでくれてた。いや今も多分喜んでくれるだろうけど。

ラストアイドルにのめり込んでいく反面、時間の経過とともに体調が悪くなり、学校に行けない日数も増えました。
中3、ラスアイが最初のプロデューサーバトルを終えた少し後の話です。人生最大と言ってもいいくらい体調が悪かった期間。どんなに努力をしても朝起きられず、以前にも増して学校に行けなくなりました。当然外に出ることもほぼ無くなり、不登校かつ引きこもりのダブルパンチ。でも本当に不思議なことに、遥夏ちゃんに会えるイベントの時は早起きもへっちゃらだったんだよね。始発の電車に乗って幕張向かってみたりさ。アイドルの力、推しの力、遥夏ちゃんの力ってすごいなと。
私が当時通っていたのは私立の中高一貫で、中3の半ば頃に『このままの出席日数では高校進学は厳しい。させてあげること自体はできるけど、恐らく高1の段階で進級が出来なくなる。それなら外部進学の方がいい』と学年主任から告げられました。そりゃそうなんです、だって当時既に3ヶ月連続で欠席し続けていたんですから。そう言われることはどこかで理解していたけれど、簡単にはい分かりましたこの学校辞めますと受け入れられることではありませんでした。周りはみんな当たり前のように系列の高校に進学していくわけで、そんな中で自分だけ外部に行くのはただならぬ勇気が必要でした。普段は人と違うことしても何も思わないのにね。修学旅行にも参加できず、多分この頃が人生で1番どん底にいたんじゃないかと思います。
ラスアイはこの頃、大好きなLaLuceのEverything will be all right が4th表題に決まったタイミングでした。周囲の同級生は修学旅行中だったので池袋のリリイベは見送り、自分の布団で天井を見続けた3日間。でもそんな中でも私を勇気づけたのはやっぱりラストアイドル、遥夏ちゃんの存在で。1番サビ終わりのななみんパート、『選ぶ道はみんな同じじゃないよ 迷うことも全部楽しまなくちゃ』。在り来りな言葉だけど、推しと推しのいるユニットが歌うと力が違うんですよ。初めて生でフルパフォーマンスを見た時、抱えていた悩みが一気に吹っ切れました。エビオラという曲がなければ、今の私もなかったんじゃないかな。

高校生になりました。結果系列校には進学せず、通信制高校に入学。いくら吹っ切れたとはいえ最初は新しい環境に戸惑ったけど、ここでも前を向けた決め手は推しの存在でした。
『通信制高校……バイトできるじゃん!』ってね。
当時とにかく遥夏ちゃんにお金をつぎ込みたかった私は、それまでのお年玉貯金のレベルでは限界がありました。そこで通信に進学が決まった今はバイトが始められることに気づいてしまったわけです。
年度が変わって一応高校生として扱ってもらえる日付になった瞬間、目をつけていた地元の飲食店のアルバイトに応募しました。
ここでも相当人生が変わったんですが、それはまた別のお話ということで割愛。

14歳にして絶望を味わっていた女子中学生は、この春無事に大学1年生となりました。決して褒められた人生・学歴ではないけど、大学もバイト(高校入学の時から、同じところでずっと続けています)もそれなりに楽しい毎日です。
死にたい、と思ったことは何度もあります。かけがえのない推しメン遥夏ちゃんに出会ってからも、つい最近も思いました。それでも、もう行動に移そうとすることは全く無くなりました。
だって、遥夏ちゃんがいるから。遥夏ちゃんとラスアイを通じて出会えた数え切れないほどの友達がいるから。あの時、挑戦者・鈴木遥夏に出会えていなければ、もしかしたら読んで字のごとく私はここにいなかったかもしれません。

ラストアイドルのみんな、ラストアイドルを一緒に愛したみんな、そして何より世界一大事な存在の遥夏ちゃん。
出会えてよかったです。
私の生きる理由になってくれてありがとう。
全力でラストアイドルを追いかけた5年弱は、私のこれまでの人生の中で最も熱くてキラキラしたものでした。きっとこれからも、この時間を越えられるものはないでしょう。
それでももう少し、人生やってみようと思います。
大阪のリアルトークで推しメンに言われました、ちゃんと生きるんだよって。正直グッときてそこで泣きそうになっちゃった。まあその次の週の幕張で引くほど泣いたんですけどね。

ここまで自分語りに付き合ってくれてありがとうございました。こうして文章をつらつら書いているのも、今学んでいるのが文学や創作に関することだから。そしてこの道も遥夏ちゃんがきっかけで出会えたバイト先の方々が拓いてくれたものです。本当は私もかわいい画像や動画にして5年間を締めたかったけど、私らしく想いを伝えるにはこの手段しかありませんでした。まじでごめんなさい最後だから許して。

ご時世的に大声は出せないので、心の中で全力で叫びます。

生きてりゃいいことあるもんさーーーっ!!!!

ラストアイドル、最高の5年間をありがとう。私の青春でもありました。みんな、どうか幸せになってね。

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