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　こんばんは、もうすぐCL愛知、第五回福ちゃんですね。開発の素敵な調整のおかげで環境が混沌としていて、使うデッキに迷っていらっしゃる方も多いと思います（直前ですが）。さらに強プレイヤーによる「情報操作？」的なnoteも発表されて、ますますよくわからなくなっていますよね。

　そんな折、今の環境下のTier1デッキと互角以上に戦えるデッキができましたので、ご紹介したいと思います。これまでのシティなどでは入賞していないので、ほぼノーマークだと思われます。とにかく高火力出るので、どなたが使われてもそれなりの結果が出せるんじゃないかと思います。

　ギミックはシンプルにただ前を飛ばしていくデッキで、それほど習熟する必要もなく直前の選択でも十分勝てるように思います。僕自身は大会に参加しないので、無料で公開します。いいね！と感じた方は投げ銭していただけると福ちゃんの運営が楽になります・・・。

　ではよろしくお願いします。

デッキコンセプト

　ヤレユータンの特性さるぢえでデッキトップに炎エネを置き、マグカルゴGXの特性クラッシュチャージでアタッカーにエネルギーをつけてワザを使います。

現環境での強さ

　現在の環境ではもう皆さんお書きのように、ミュウミュウ、ピカゼク、三神といった大型ポケモンが８、９割を占めています。しかも早いターンから加速しながら高火力を出してくるので、中途半端なデッキではあっという間にサイドを取りきられてしまいます。

　しかし逆に、早いターンからこの大型ポケモンをワンパンできれば相手の手も止まることが期待されます。

　マグカルゴGXは青天井アタッカーであり、しかも通常GXであるためTAGチームと比べるとサイドレース的にも有利、さるぢえクラッシュと溶接工で簡単にエネルギーをつけられるようになったことで、現環境で輝き始めました。

採用カード

　特に変わったカードは採用していません。コンセプトを着実に遂行できることだけを意識して構築しました。環境デッキへの対策カードは個人のお好みで入れてもらえればと思いますが、とにかく自分が回れば勝てるはず！ということで、そのようなカードは積んでいません。

回し方

　とにかくデッキを回してポケモンを並べましょう。２ターン目にカルゴ・カルゴ・ユータン・ユータン・マグマッグ・デデンネくらいになってるとほぼ安心です。

先攻の場合
　デデンネも駆使してなんとかマグマッグ２体、できれば３体並べたいところ。相手のデッキを見て前が無事そうならエネルギーは前のマグマッグに貼ってしまうのがいいでしょう。よくわからなければ後ろに。
　手札がきついときはさるぢえドローで粘りましょう。

後攻の場合
　前のポケモンにふうせん貼って、ボルケニオンを呼べればだいぶ楽になります。フレアスターターは２体のマグマッグに２、１枚とばらけて貼ったほうが無難です。後攻でもデデンネを使うことは躊躇しないほうがいいことが多いです。とにかく序盤の展開が肝です。

ちょっとしたコツ

　　基本的には前を高火力で殴りきる脳筋デッキなので、細かいことはあまり考えずにどんどん回せばなんとかなります。が、下記の点はちょっと意識するとあとあと楽になります。

さるぢえ
　いろいろ便利な特性ですが、特に博士の研究を２枚以上抱えてしまった時やマリィを打つ時に次のドロソを山の上においておくと、必ずドローできるのは重宝します。さるぢえクラッシュできない序盤は活用しましょう。
　さるぢえでドローできるので、サポを使ったりエネルギーを手貼りする前にさるぢえクラッシュを（できるのなら）先にした方が良いことが多いです。溶接工をそこで引けばかなりラッキー！

溶接工
　溶接工は強力ですが、まずはタネを並べることを優先した方がいいです。カルゴGXが紙耐久なので次のアタッカー必要ですし、さるぢえクラッシュも回数が減ってしまいます。溶接工は対戦中２回使えれば十分。

炎の結晶
　中盤・終盤のキーカードなので、できるだけ大事に使ってください。序盤はかまどで山からエネルギーを引っこ抜くことを意識して、後半に結晶で手札をエネルギーで潤しましょう。

マグマッグ
　最初のターンに並べるのはマグマッグが優先です。ユータンは次のターンに呼べれば間に合いますので。
　上の技マグマでかこむでジラーチを縛ると相手の攻撃が１ターン遅れるので、状況を見て使ってみましょう。いれかえ多投がトレンドなのであまり期待はできませんが。

デデンネ
　デデンネが負け筋になるので使いたくない・・・という人は多いと思いますが、カルゴも大して耐久力変わらないのでもしキャッチャーでデデンネ取ってもらえるならカルゴが残ってラッキーという感じです。デデンネスタートからでも、展開できないくらいならデデンネ使った方がいいです。

無人発電所とミミッキュ
　役者がバリバリのSMのポケモンたちなので、無人発電所やミミッキュが刺さってしまうのが残念なところ。あとグレートキャッチャーにも引っかかるので、ベンチでエネ貯めるとかはあまり考えないほうがいいかもしれません。前出て殴りましょう。

改良要素

じならしマグカルゴ
　じならし→さるぢえ→クラッシュチャージで好きなカードを手に入れながら加速できるという無敵コンボです。最近までずっと入れていたのですが、ほとんど使う余裕がなかったので、一旦外しました。使う場合はプレシャス１枚をお香に変えるかな。

レッド＆グリーン
　ズンさんからご指摘をいただきました。さあ殴りたいという時に上を引けないことがたまにあるので１〜２枚はあり。初手と後半腐りがちなのが惜しい。

ミュウやフィオネ
　ピカゼクや人形対策に入れたいですが、ベンチに空きがないことが多いので諦めました。あまりにきつかったら入れます。

キュウコン
　せっかく炎デッキなので入れたいところですが、手札の炎エネルギーがかなり大切なので、さらに２枚切るのが厳しい・・・もちろんベンチも・・・

つりざお
　ほぼカルゴしかアタッカーがいないので、博士の研究で２枚抱えると悩みます。ありかも。

コータスV
　ケルディオGXが突破できないので環境次第ではあり。一応後攻１ターンキルを狙えますが、フレアスターターの方が僕は好き。

いれかえとふうせん
　後攻のボルケニオンを打ちやすくするためにふうせん多めですが、アブソルまだまだいますし、特殊状態になることを考えるとどちらがいいのか・・・迷い中です。殴り始めたら基本的には入れ替えないので、その辺は好みでいいのかなとも思います。

しまめぐりのあかし
　２１０はすでに紙耐久の時代なので、どうせワンパンなら貼ってしまえというのは考えています。枠作って試したい。

デッキ相性

ピカゼク
　スピード的に止まったら負け。後一フルドライブをワンパンで返せればまず負けないと思いますが、追加効果付きタッグボルトを打たれたら負け。気合いで展開しましょう。１エネマグマッグいれば、さるぢえクラッシュx２＋手貼りで（お守りなし）ピカゼクは飛ばせます。できれば溶接工を握っておきたいですが・・・。

三神ザシアン
　アルティメットレイを打たれる前に三神は飛ばしたい。ザシアンでワンパン、返しでワンパン、その返しにザシアン準備されたら負けですが、さすがにハードル高そう。

ミュウミュウ
　３ターン目にしっかりミュウミュウ倒せればよく、割と余裕あります。

モルペコ
　対策してないのでかなりつらい。グレートキャッチャーでデデンネを、キャッチャーで表を出してモルペコを倒しましょう。ボルケニオンを挟んでサイドを奇数にして時間を稼ぎ、人形切れを祈りましょう。

タチフサグマ
　詰みはないですが、相手がぶんまわりでダメカンをきっちり載せられると間に合わない可能性もある。エネ付きをしっかりワンパンして遅らせられれば大丈夫。

非GX・非V
　さすがにきびしい。三神が処理してくれると信じましょう。

まとめ

　使ってもらえるとわかると思いますが、とても気持ちよく回せて楽しいです。いきなり相手のTAGをドーンと吹き飛ばすのは爽快です。

　これが多分隠されたTier1だと思いますので、既存デッキがつまらないとかうまく回せないとか、行き詰まっている人は是非試してみてください！