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011-プロジェクト概要04 地域材の調達と地場の製材所で自然乾燥

いえを設計してから木材を発注するのではなく、木材を購入してからいえを設計します。そして地産地消のいえづくりでCO2排出を削減します。

設計フローダイアグラム

リモデルプロジェクトでは地産地消のいえづくりをおこなうために、地域木材の檜丸太を100本購入しました。通常は家を設計してから必要な木材を、原木市場などで仕入れていえをたてるのですが、それだと現状は県産材までしか指定ができません。よって、リモデルプロジェクトではまず最初に地域木材を購入します。

そして、もう一つの特徴としては、建築・内装・家具を同時に設計し、木取り図と調整しながら進めることで、地域材を無駄なくつかうことができます。

また丸太の製材は、地場の製材所で自然乾燥としました。自然乾燥には一年程度と時間はかかりますが、乾燥に電力を使わずに木材を自然なかたちで乾燥させることができます。

このようなかたちでいえをつくることで、木材の調達から製材、建設地までの距離が半径5km以内にある。ということが実現しました。材料の移動距離がとても短いことで、ウッドマイレージ(木材輸送による環境負荷)もとても小さくなります。当然CO2の排出量も少ないです。

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