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水素の3つの使い方


水素の3つの使い方

水素は、3つの使い方があります。
1つ目は、燃料電池を使って電気をつくること。
2つ目は、燃やして燃焼エネルギーとして使うこと。
そして3つ目は、身体に取り入れて医療健康の増進に使うことです。

どの使い方をしても二酸化炭素が生じることはありません。その意味で、水素エネルギーは地球温暖化対策のキーになると言われているのです。

燃料電池とは

燃料電池というは、名前のごとく電気を作る機械です。
酸素と水素を結合させると電気が出来ることは、理科の実験で目の当たりにしているはずです。燃料電池自動車、通称FCV(Fuel Cell Vehicle)は、燃料電池と水素タンクボンベが搭載された自動車です。エネファームは、燃料電池として電気を作ると同時に、発電時に生じる熱を利用して温水を作ることが出来る機械です。電気をつくり出す量によって、家庭用と産業用に分かれています。そして、都市ガスやLPガスを水素に変える改質器という機械が搭載されているエネファームと純水素型エネファームと呼ばれる改質器がついていないものがあります。

水素の燃焼エネルギーとは

水素を燃やして熱源として使うという意味では、お湯を沸かす水素ボイラーや水素発電用バーナー、そして調理用の水素コンロがあります。

H2&DXは、5感に伝えるサービスを提供するというコンセプトから水素コンロを製造販売しています。人類が「食材を直接焼いて食べる」という行為を始めて以来、薪、炭、天然ガス、LPガスがありましたが、人類史上、数多くあったわけではありません。
その意味では水素燃焼による調理は、久々の食材燃焼エネルギーなのです。

水素での医療健康の増進とは

水素を身体の中に取り入れる具体的な方法論としては、水素発生器から水素を吸引する、水素水を飲む、水素錠剤を呑む、水素発生錠剤を呑む、水素風呂等皮膚から取り入れる、水素水点滴で血管に入れる、があります。

いずれの方法論にしても、身体に取り入れることによって、体内の活性酸素と結合(H2+O)し、水(H2O)となり体外に排出されるのです。
水素ガスというエネルギーが、電気エネルギーや燃焼エネルギーとして、産業や生活の中で使われていくというのは、想像たやすいですが、身体なの中に取り入れるという使い方が出来る特性が、QOLを引き上げていくことにつながるのです。

水素活用の捉え方の変化

筆者は以前、世界中で「日本の水素エネルギー政策」についての講演を行っていました。
最初は、FCVや水素発電の話からスピーチをスタートしていましたが、関心度はいま一つ。所が、「水素はアンチエイジング。いつまでも若々しくありたくないですか?」、「水素で焼くと同じ肉が、不思議なほど美味しくなります。食べたくないですか?」とスタートすると皆の表情が急に真剣な眼差しになったのです。
つまり自分事になった、という事です。

それではまた、読んでいただけると嬉しいです。

▼前回の記事はこちら

株式会社H2&DX社会研究所代表取締役
福田峰之
株式会社H2&DX公式サイト

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