そう、「どうでもいい」という感覚が破壊的創造の入口

友人のNoteを読んで、5年前にシリコンバレーに移ってきた時の感覚を思い出した。イノベーションは多様性から生まれるというのはいろいろなところで言われていることだが、言い換えると「(既成概念に対して)どうでもいい」と思うことが始まりな気がする。

特に日本で多い「それは正しいのか?」「正しいものは何か?」的な問いに長年染まっていると、多様性の高いシリコンバレーに来ても「正解は?」となりがち。でも、そのあまりにも多様な状況を直視する(自分の常識や既成概念を捨てて、AS-ISでまずは受け入れる)と「正解なんてどうでもいい」という気持ちになる。言い換えると、「正解はたくさんあって、常に変化しているから、1つを見つけても仕方ない」という感じ。

で、その後に来るのが、「だったら、何をやりたいか?」「何になりたいか?」という情熱や意思。起業家でも事業開発でも原点はここにあると思う。


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