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「相手の新たな魅力を見つける、スマホでポートレート撮影講座&撮影会」(講師 : 鈴木心さん)参加レポ

noteに記事の投稿をしようとしたある日、note公式からのイベント情報が目に入った。

プロの写真家が、スマホでの撮影を、無料で教えてくれる。何という素晴らしい企画だろうか。
記事を読んで直ぐさま申込み、無事に参加してきたので、有意義であった時間を記録しておこうと思う。

講師は鈴木心さん

松陰神社前にて「鈴木心写真館」を営まれている鈴木心さん。
主な活動内容としては①企画制作(広告制作等)、②記念写真(出張も店舗もどっちも)、③共有(写真館・大学でのワークショップや自費出版)を行なっている。

「写真はコミュニケーションのきっかけになるもの」と、これまでの活動のお話をされていた時の真摯な態度が印象的だった。
写真を撮るに当たって、うまい写真に含まれるキーワードは「楽しい」写真、そして「優しい」写真だとも話をされていた。

撮影風景

実際に参加者をスマホ(Google pixel3)で撮影する鈴木心さんの撮り方は、被写体の楽しさを引き出して、その一瞬を捉えようとしているように感じた。

本当にスマホで撮影中。自然光を大事に。

ポートレートの撮影風景の見学を終えた後、Google社員の森本さんからGoogle pixelの簡単な操作説明が行われた。今までにない機能として、被写体と背景の切り分けを自動で行なったり、写真からGoogle検索へ繋げる機能があることも説明されて、時代の最先端を感じた。
(いや本当に驚いた…画像検索を写真から直に出来るだなんて…)

良い写真の定義

実際にうまい写真を撮影する為に、前述の要素以外に何が挙げられるかを参加者で話し合った。
その一瞬の空気感も撮れている。ありのままの姿をうつしている。明るい写真。動きそうな写真。感情が共感できる写真。魅力が増幅されるような写真……どれも大事で、奥が深いのだと改めて感じる。

理論的な撮影の基礎

「対象物のどこにあっ!と思って、伝えたいのか」を意識して、一瞬の感情をタイミングよく切り取るのだと話をされる鈴木心さん。

視点は一点しか選べないからこそ、どこに注目したいのか、目立たせたいのかをはっきりさせることが大事であるとのこと。
更に組み合わせとして、距離で変化する視界も意識しておく。背景に情報をどこまで入れるのか、主題によって変えることが必要となると話をされていた。

また、人は話す時に相手を正面に見るものである為、目で見えているように撮るには中央配置が基本であること。カメラを傾けると空間が歪んで映されるため、水平垂直を意識すると良い。
基礎を崩すのは、何か理由がある時に行うこと。

以上のアドバイスを貰い、ペアを作り実際に外でポートレート撮影を実施した。 

自分で撮影してみて

ワークショップということもあり、時間制限が一人10分であった。そこから場所を探して、撮影をして…というのは正直大分難しかった。
短時間で初対面の相手を掘り下げることもしつつ、楽しみながら撮影をするプロの凄腕さたるや…。
どこを背景に切り取りたいか、相手の何を写し取りたいか。考えながらの散策は、でも、とても楽しいものだった。

講評の時間

全員が撮影に戻り、軽食と共にそれぞれの至高の一枚を確認する。

軽食の羊羹バターサンドと、砂糖小麦粉不使用のブリスボール。とても美味でした!

参加者の空間の撮り方の中に、個性が出ていて見ていて面白かった。色や表情を大事にしていたり、整ったフレームワークを意識されていたり、丸い形や四角にこだわっていたり。

色取り取りのポートレート達。

自分以外の誰かの視点を見る事、そしてその感情を共有することもできる事が、写真の凄いところなのだろう。とても良い経験が出来た。
参加出来て本当に良かったと思う。鈴木心さん、スタッフの皆様、ありがとうございました。

誰かに感情を伝えられる写真を意識して、スマホを持ってお散歩に繰り出そうと思う。


フラッと情報を集める資金にします\\\\٩( 'ω' )و ////