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ノロで一家総倒れした話

我が家の冬はこのノロから始まった。

簡単に時系列でまとめると
12/9(土)  am 息子感染
12/9(土)  pm わたし感染
12/10(日)pm 両親感染
12/11(月)am 夫感染

大人の症状は2日ほどで落ち着いたが、息子は完全回復まで1週間くらい要した。大人も1週間くらいは怠さ、食欲不振は続いたかな…

ことの始まりは12/9の朝食。息子がいつも通り朝ごはんを食べているときに咳をして、その反動もあってか少量の嘔吐。「あら〜お口にパン詰め込みすぎちゃったね〜」と吐瀉物を処理。このときノロなんて思ってなかったからもちろん素手で処理。甘かった…

その日は夫が所用のため、午後から県外へ向かい1泊。息子とわたしは実家へ。ノロをばら撒きに行くことになるとも知らず、「朝からちょっと吐いちゃってさ〜」と呑気に言いながら昼食。息子、いつもより食欲がない。まあこんな日もあるかと様子見。今思うとこの時点で自宅に帰ればよかった。しばらくして、息子少量ではあるが下痢。ここでようやくおかしいかもと思い始め、翌日小児科に行くことを決意。この日、下痢は落ち着いたが食欲不振は治らず夕食もお吸い物のみ。わたし自身もお腹が緩くなる。

翌日、症状は落ち着きつつあったが朝から小児科を受診。お腹の動きが悪く、ウイルス性の胃腸炎だと言われる。「お母さんも何か症状はありますか?」と聞かれ、多少お腹が緩いことを伝えるとノロの可能性が高いとのこと。吐き気止めと整腸剤をもらって帰宅。夫も帰宅しみんなで自宅に帰る。この日の午後からわたしの体調が怪しくなる。気持ち悪い。これはつわりか?ノロか?夜とんでもない吐き気に襲われノロだと確信。寝室とトイレを行ったり来たり…。猛烈な吐き気は夜中には治まる。今度は息子の状況が悪化。吐く、吐く、とにかく吐く。寝ながら吐きまくる。わたしも吐き気に耐えながら息子の看病をする。夫は消毒マシーンと化す。吐き気止めの坐薬を入れ、約1時間後にようやく落ち着く。夫もわたしも瀕死。そんなとき、「わたしもお父さんも🤮」と母から連絡が。なんということだ…。ノロの感染力の強さをまざまざと見せつけられたそんな深夜だった。

翌日、夫にも症状が出始める。しかし幸いなことに下痢のみ。吐き気がなくてまだよかった。
保育園にお休みの連絡をすると、同じクラスでノロが何人も出ているとのこと。金曜日の時点でノロの感染者はいなかったが、突如ノロが蔓延したようだった。みんな地獄の週末を過ごしたのかしら…
息子の症状はだらだらと続いた。嘔吐は2日ほど、下痢は5日ほど。

吐瀉物の素手での処理、ダメ、絶対。
これがノロ一家総倒れ事件から学んだこと。とはいえ、予期せぬ嘔吐があったとき、「手袋とマスクするからちょっと待っててね!」と言ったところで1歳の子どもは果たして待つことができるのか?手袋とマスクを装着する間に吐瀉物を触る未来しか見えない。そうであるならばもう手袋とマスクをところどころに吊るしておくしかないのでは?と、まだまだ解決法を模索中。子どもも大人も辛かったノロ、本当にもう勘弁。みんな辛かった冬の始まりだった。


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