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分不相応

 小学生の頃に憧れたスーパーカーと言えばガルウィングドアのカウンタック。あれから半世紀を経てランボルギーニに乗る機会を得ました。

Urus

 マンションが買えるくらいのお値段で、納車も何年待ちとか。車体や音の大きさで街乗りは人目を引きます。ふと気付くとリッター2.7kmの表示、ECOやEVの昨今ガソリン漏れてるんじゃないかと思うほどの燃費。もちろん洗車機にも入りませんからスタンドに手洗いをお願いしてるそうです。

Lamborghini

 大阪千日前の交差点で隣に並んだメルセデスベンツ。助手席には綺麗な女性が乗っており、普段なら「良い🚙だなぁ」「綺麗な人だなぁ」と思うのだか、ランボルギーニからの景色は失礼にも「カローラに乗った普通の人」に見えてしまいました。1千万円もするベンツがカローラに見え(カローラを馬鹿にしてる訳ではありません)、その助手席に座ってる綺麗な方も普通の人にに見えてしまう。ランボルギーニって人をダメにする車かも知れません。

 貴重な体験でしたが、改めて人は「分相応」が良いと思いました。
 背中がシートにめり込む加速や減速した時にバックファイヤでも出てるんじゃないかと思うくらいの音。こんな世界もあるんだなぁと余韻に浸った一日でした。

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