曽田雄志の語りづらい魅力について
世の中には、その魅力を言葉にしづらい人がいます。
何だかわからないけど、人が周りに集まってくる人。
しかし、その人たちも、なぜその人と一緒にいるのかよく言葉にできない。
今日は、そんな「言葉にしづらい魅力を持つ」界の日本代表、曽田雄志についてです。
曽田さんは、元Jリーガーであり、コンサドーレ札幌にてファンから「ミスター・コンサドーレ」という愛称をもって親しまれた選手。
私が曽田さんと出会ったのは、1年ほど前に、元カインズのCHRO西田さんから「荒木さんに面白い人を紹介したい」と紹介されたことがきっかけでした。
そして、よく誰だかわからないままに対談のアポを取り、初対面でVoicyの収録しました。
画面越しに見える無愛想な表情。そして淡々と自己紹介する姿に、ちょっと威圧感を感じたことを覚えています。
しかし、その口から出てくる言葉は、極めてユニークで、とても単なる元Jリーガーとは思えない。今や僕の大好きな本の一冊となったリルケの『若き詩人への手紙』を紹介してくれたのも、この曽田さんとの対談でした。
まさかこんなナイーブなタイトルの本が、こんな無骨で無愛想な人から紹介されるとは…!
そのギャップがたまらなく面白く、この人のことをもっと知ってみたいと思った瞬間です。
(当時の放送はこちら)
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