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事業承継マネージャー

金融検定協会から「事業承継マネージャー」の認定書をいただきました。
2月に養成講座に通い、最終日に検定試験を受けていました。合格の連絡は少し前にもらっていましたが、郵送だと味気ないような気もしたので、直接、認定書授与式に参加してきました。

事業承継はある意味流行りになっています。日本の中小企業が、つまりは日本の経済界が直面する大きな課題ですから、そうなるのも無理はないでしょう。実際、後継者がいないがゆえに、潜在的にポテンシャルが高いにもかかわらず、廃業してしまう企業が膨大にあるのが現状です。親族内であれ、非血縁者であれ、あるいはM&Aであっても、事業を継続させてためのサポートをしていくのは、国家資格者として一つの大きな役割だと思っています。

ただ僕の場合、目の前の、自分が在籍している企業の承継問題をどうクリアしていくのかが、大きな課題になっています。それを解決するために、というのが事業承継に関連することを学び始めたきっかけです。だからまず、その問題に取り組むことが最優先になります。結果的に、実践を通して学んだことを、別なところで活かしていけるようにしていきたいとは考えています。むろん逆もあるでしょう。社外の案件に関わることで、自分の会社にフィードバックする力をつける。どちらにせよ、せっかくいただいた資格ですから、飾りにならないように、実践の場で経験を積み重ねていきたいと思います。

それにしても、5年前、中小企業診断士に合格したばかりのころは、自分が事業承継(や事業再生)について学び、そこに関わっていくなんてことは全く想像もしていませんでした。マーケティングとか戦略とか、そういう方面をやっていくつもりだったんでけど(苦笑) 周囲の環境に合わせて、目の前のことをやって、流されていたらたどり着いてしまった感じです。そしてそれがぜんぜん、嫌ではない。

将来の目標、ゴールを決めすぎるのは良くないないな、とあらためて思っています。これからもあまり先のことを決め過ぎに、興味と必要に応じて、柔軟にやることを決めていきたいと考えています。

<追記>
2019年版「事業承継マネージャー講座」の案内が発表になっています。興味のある方は参照してください。


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