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「アセット」を高める

2020年12月18日のツイートから

最近よく聞く「アセット(asset)」とは資産・財産のことなので、すぐにお金を連想する人が多いが、この語はむしろその人が持っている総合的な強みや力のこと。例えば知識や技術、やる気や能力、経験や体験、そして他者からの信頼や支援。そんな資産をフルに利用して、人はいろんな事を成そうとする。

アセット(asset)とは資産・財産のことなので金融的なイメージを持ってしまうが、この語には「有用なもの」とか「強みや長所」といった意味が含まれる。人にも使える。例えば「あの人は重要な戦力(アセット)だ」といった表現とか。

アセットという語が使われる時は、新たな作業や活動を通して何かしらの価値を生み出そうとする時。その元になる原資がアセット。経済活動の場合、事業を通して価値を創造し、社会に提供することによって自らも成長し、継続的な発展を試みる。資金・資産(アセット)がなければ、事業を起こすことも、継続することもできない。

事業は「コト」だが、起こし継続するためには「ヒト」や「モノ」が必要で、そのための「カネ」もいる。だからアセットにはいろんな「チカラ」が含まれる。

人をアセットと考える場合、少し短絡的で、適切ではないかもしれないが、ゲームのキャラクター設定のようなレーダーチャートを想像してもいいかもしれない。

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実際は、ヒトが有する資産はもっと多様で生産性や創造性を簡単に測ることはできないが、少なくとも、自分自身のアセット力を高めるために、このようなチャートを作ってみると、目的や目標を持つのに役に立つ。

ツイートには「他者からの信頼」ということも書いているが、最近のブランドの研究で、企業の維持発展のためには、他者から「愛されること、尊敬されること、信頼されること」が重要だとのこと。これは個人のブランドにもあてはまりそう。

https://twitter.com/H_Hatayama

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