「ごめんなさい」よりも、ふさわしい言葉がある。
先月、「第33回 東京都中途失聴・難聴者協の集い」にて記念講演をさせていただきました。90分間の講演会が終わり、会場を後にしようとエレベーターを待っていた私のもとに、参加してくださっていた一人の車いすの女性がやってきました。
「乙武さん、今日のお話を聞いて、どうしてもお伝えしたいと思ったことがあるんです」
彼女が口にした“どうしても伝えたいこと”を聞いて、私は思わず涙ぐんでしまいました。
講演のなかで、私は「テクノロジーを用いたバリアフリー」に触れました。私たちが取り組んでいる義足プロジェクトもそのひとつですが、吉藤オリィさんが開発した遠隔操作できる分身ロボット「OriHime」の話もさせていただきました。
ただ、「義足プロジェクト」も「分身ロボットカフェ」も、目新しくてキャッチーではありますが、それぞれ“現場”を見てみないことには、なかなかイメージが湧きづらいかもしれません。そこで、私はこの記事のなかでも解説した「路線バス」の話をさせていただきました。
この記事から、いくつか引用していきましょう。
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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.mu/h_ototake/m/m9d2115c70116
⬆︎⬆︎ たかまつななさんのYouTube番組、第2弾です ⬆︎⬆︎
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