こんにちは。乙武洋匡の右腕です。2週間ほど前のことを締め切りギリギリに書いております。でも、半月も前のことってほとんど忘れているんですね。これは由々しき事態でありますが、今週もうろ覚え日記のスタートです。

2月も半ばだというのに、なかなか2020年のエンジンがかかりません。日記の切れ味も毒の案配もまだまだ納得していないのですが、みなさん温かい目で見守ってください。

【1月20日（月）】
オトタケは朝から深川や月島あたりの東京の下町情緒あふれるエリアを散策。途中ふらっと入った深川不動堂では護摩焚きをしていたという。前のめりになって覗いていたら、突然、僧正から「よかったら上がってお茶でもどうですか？」と声をかけていただき、厚かましくも上がり込んで１時間ほどありがたい話を聴かせていただいたとのこと。

帰ってほしいときに「ぶぶ漬け」を出す京都人からすると、「上がっていかれますか」というのもたんなる社交辞令の可能性が大なのに、それを真に受けてホイホイ上がるなんて根っからの京都人キタムラには考えられないことなのだが、みなさんならどうするだろうか？　僧正からも「あいつ、本当に上がっていった」と思われてないことを祈るばかりである。

夕方、月島でもんじゃ焼き食べているところへ迎えに行き、先日、厚生労働省を退官された千正康裕氏の独立記念パーティーに出席した。千正氏は医療政策企画官として活躍し厚労省のホープと言われていた人で、ホームレスや性犯罪被害者などの支援にも力を注いでいたのだが、その風貌は仕事ぶりとは正反対のコワモテで、“その筋”の方にしか見えない。独立後の会社名も「株式会社千正組」。大丈夫だろうか？　オトタケも彼の言動には興味津々の、要注目人物だ。

【1月21日（火）】
朝から義足練習。この日は理学療法士のウッチーとレジェンド編集者の小沢氏との４人態勢での練習だ。ギャラリーが多いほど燃えるお調子者のオトタケは、気合が入っていないに違いない。この日の練習も坂道歩行が中心。上り下りだけでなく傾斜を横切る歩行練習もしてみたが、意外といい感じだった。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.mu/h_ototake/m/m9d2115c70116