昨日、フィリピンの首都・マニラから帰国しました。先日もこの記事でお伝えした通り、『24th Asian Television Awards』の授賞式があったのです。

私がノミネートされたのは、「ニュースアンカー／レポーター部門」。７名の候補者の中からたった１名が最優秀賞に輝くのですが、さすがに現地まで赴き、表彰式に参加した人の中から選ばれるだろうと目論み、『AbemaPrime』スタッフやAbemaTVの運営元であるサイバーエージェントの方々とともにマニラまで行くことにしたのでした。

ところが、この表彰式にはドレスコードが。「ブラックタイ」って、みなさんご存知ですか。ただ黒いネクタイを着用していけばいいのだと誤解してしまいそうなワードですが、これ「タキシード」のことなんです。というわけで、人生初タキシードですよ。

まずは、ホテルでの試着シーンから。

とにかく初めてのことなので、この着方で正解なのか不安で仕方ありません（笑）。

ホテルのロビーでスタッフと集合。いい感じの階段があったので、「それっぽい写真」を撮ってみました。

さあ、いよいよ会場へ。「Resorts World Manila」という劇場や映画館、カジノが併設されるマニラ初の巨大エンターテイメント施設なのだとか。到着すると、入口にこんなパネルが用意されていたので、こちらの前でも記念撮影。周囲の「切り絵」のような人々は昨年度の受賞者でしょうか。

さて、18時からのノミネート者を対象とした夕食会が終わると、いよいよ会場内の劇場へ。ここで表彰式は行われるようです。ステージ、かなり豪華です。華やかです。

ところが、時間になってもなかなか始まりません。仕方がないので、いい子に待機です。

そして次々と各部門の最優秀賞が発表に。さあ、いよいよ私がノミネートされている「ニュースアンカー／レポーター部門」の発表です。

※こちらのツイートをクリックいただくと、動画をご覧になれます。

ああああああ、残念。最優秀賞に輝いたのは、地元フィリピンから選出のCathy Yangさんでした。私が受賞していれば日本人初という栄誉だっただけに、さすがの私もがっくり。せっかく人生初のタキシードだったのに（笑）。

とはいえ、今回受賞したCathy Yangさん。これまで何年も続けてノミネートされており、今回が念願の受賞だったとのこと。これは素直に祝福したいですね。Yangさん、おめでとうございます！！

ということで授賞式をそっと抜け出し、ちょうど生放送中だったアベプラと生中継。

※こちらのツイートをクリックいただくと、動画をご覧になれます。

どこかで受賞を期待していた自分もいましたが、冷静に考えればMC就任一年目にして、このような栄誉ある賞にノミネートしていただけだだけでも、たいへん光栄なこと。これを励みに、さらなる精進に励みたいと思います！

さて、今回、もしも最優秀賞を受賞していたらステージ上で短いスピーチをする必要がありました。そのため、私も一応はスピーチの準備をしていました。いまとなっては“幻のスピーチ”となってしまいましたが、せっかくなので日頃から応援してくださっているみなさんには、こそっと公開したいと思います。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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