こんにちは。乙武の右腕ことキタムラです。基本的に乙武の１週間のスケジュール紹介を中心に、思ったことを適当に書いていきます。たまに毒も吐きますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。また、ごくまれに稼動が少ないときはスピンオフ企画として、時事コラムに手を出したり、プライベートを切り売りしたりしております。そして今週がまさにそのスピンオフ企画の日です。オトタケのYouTubeチャンネル『乙武洋匡の情熱教室』について。それではよろしくお願いします。

 まずは#152の日記より――

この『日経テレ東大学』の動画が先日公開されました。公開開始から24時間で再生回数30万回を突破するというものすごい勢い。公開の翌日には、その日会った若者から「観たよ」という反響があるなど、ひろゆき氏と成田氏の影響力の大きさを垣間見るとともに、『乙武洋匡の情熱教室』もかくありたいと願うわけであります。

我々がYouTubeを始めたのは2020年5月のこと。早いものでもう少しで２年ということになります。はじめのうちは、チャレンジ企画がメイン・コンテンツでした。カップラーメンを作ったり、スケボーに挑戦したりと楽しくやっていましたが、なかなかどうしてネタは尽きるもので、最近は更新をサボり気味です。では時事的な企画はどうかというと、コメントしがいのある事件が毎週のように起こるわけもなく、こちらの更新状況も今ひとつ。悩ましいところですが、まあ、我々のペースでやっていくしかないというところでしょうか。

それはともかく、YouTubeってわからないことが多すぎるんですよね。コレは傑作だ！　と思っても再生回数が伸びなかったり、こんなん誰が興味あんねん？　と思う動画の再生回数がやたら伸びたりと、試行錯誤の連続です。ということで、今回のマネジャー日記は、傑作だと思ったのにほとんど観られていない動画の数々を、裏話とともに紹介しようと思います。

その１

【無謀チャレンジ】手足のない乙武は魚釣りできるのか!?

まずは「チャレンジ企画」から。都内の釣り堀でオトタケが初めて釣りに挑戦というもので、この日記の公開時点での再生回数はわずか4000回に満たない。

当初、立案者の私としては、２つのプランを考えていた。オトタケが釣り堀の主に竿ごと引きずり込まれて、それを私が釣り上げるというプランか、わざとオトタケを池に放り込み、女神が提案する金のオトタケ、銀のオトタケ、普通のオトタケというすべてのオトタケを丁重にお断りするというもの。

ところが、そうは問屋が卸さなかった。オトタケは意外にも、埋もれていた釣りの才能を発揮したのである。カメラマンや私は全然うまく釣れないのに、オトタケの竿にだけはすぐに餌にかかる。オトタケは満面の笑顔で、小春日和の秋の午後を過ごしたのだった。

でも、どうかみなさんには私の企画意図を汲んでいただき、「池に落ちて女神様と戯れるオトタケ」というifの世界線を想像しながらご覧いただきたい。

 次に紹介するのも、私が考えた悪魔的企画なのですが、こちらの再生回数も8000回に達していません。私の志向と世間の反応との乖離を感じるばかりです。

その２

【手足もエアー!?】ダイノジ大地に手足のない乙武がエアギターを習ってみた。

エアギターは弾かなくていいんだからオトタケにもできるんじゃね？　と思ったことが、この企画の発端だ。それにしても、エアギターの世界チャンピオン・ダイノジ大地氏を召喚できるとは思わなかった。動画では、エアギターのレクチャーを受けたオトタケが、見えないギターを掻き鳴らす。リハですべてを出し切ってしまい、本チャンでは息切れしてしまうというお粗末な一面も、オトタケらしくてステキ。大地氏による「手足もエアー」という名言も生まれた。現場の私は終始笑いころげていたが、他のスタッフさんたちは笑っていいのか笑ってはマズいのか、なんとも言えない表情なのが印象的だった。

最後に、大物との対談企画からご紹介します。

その３

【乙武洋匡×鳩山由紀夫】元総理が民主党時代の責任を謝罪!?

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