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梅田駅の構内で、急に涙があふれた話。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.mu/h_ototake/m/m9d2115c70116

先週末は大阪で講演会があった。せっかくなので、大阪に住む友人と夕食をとって、そのまま大阪市内に一泊することにした。翌日は京都に移動する予定だったので、アクセスがいい梅田駅の近くに宿を取った。

友人との夕食を終え、梅田駅に到着したのは午後10時を回った頃だった。いや、もう11時近かったのかもしれない。平日のラッシュアワーなら車椅子の居場所を見つけることも難しいほどの混雑なのだろうが、土曜日の夜ということもあってか、駅の構内はそこまで混み合ってはいなかった。

人が少ないぶん、代わりに目立っていたのは、この春から始まったテレビドラマの巨大な広告だった。福山雅治さんや吉高由里子さんなど、この春の主役にふさわしい顔が「ドーン」という効果音が聞こえてきそうなほど巨大なサイズで、ドラマが始まったことを伝えていた。

そのなかでひときわ私の目を引いたのは、また別のドラマだった。

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