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矢部浩之さんの“公開説教”に、こってり絞られたのは私だった。

昨日、朝起きたら、Twitterのトレンドワードに「矢部さん」が入っていた。「あらま、今度は相方さんまで何かやらかしたのかしら」と思ったら、とんでもない濡れ衣だった。

コロナ禍の影響で、経済的苦境に立たされた女性が風俗の世界に流れることを予想した上で、それを「絶対面白いことある」と表現したナインティナイン・岡村隆史さんの発言に批難の声が集まっていた。

その発言のもととなった『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』に、2014年9月の降板以来、約5年半ぶりに相方である矢部浩之さんが登場し、岡村さんに向けた“公開説教”を行い、それが話題になってのトレンド入りということだった。

その内容というのが、なんというか、よくある「芸人の不祥事を相方がイジって、“ええ感じ”にボヤかしました」といった体のものではなく、「ガチなやつ」だった。「岡村さん、ここまで言われて大丈夫かな」と心配になるくらい、岡村さんの人間性(の一面)を否定する、彼のこれまで積み重ねてきた人生をも否定しかねない、「ガチなやつ」だったのである。

記事を読んで、矢部さんの“公開説教”の一端を知った。すると、なぜかもっと詳しく知りたい気持ちになって、いや、不思議と知っておかなければいけない気がして、わざわざradikoで当日の放送を聴いた。

苦しかった。私は、次第に自分が説教されているような心境に陥った。

ここから先を書くには、自分の内臓を抉り出すような覚悟が必要だ。

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