東京都議会議員の龍円あいりさんとVoicyで音声配信を始めて、まもなく9ヶ月になります。ダウン症のある息子を育てる龍円さんと「インクルーシブな社会を実現したい」という思いが重なり、番組を始めたのがきっかけでした。

そんなVoicyで、今度は他のチャンネルに出演する機会がありました。人気YouTuber「コムドット」のリーダーやまとさんがパーソナリティーを務める「ヤマトノウナイ」に５週連続で出演させていただきました。

やまとさんと言えば、「TikTok影響力トレンドランキング」の１位にも輝いたほど、若者を中心に絶大な影響力を誇る人気者。そんなやまとさんがなぜ私と対談を……と不思議に思いながらも、当日は対談場所へ向かいました。

「やまとさんと私で、いったい何を話せばいいんだろう」と、当日まで話題を見つけられずにいた私ですが、いざ対談が始まってみると、話したい話題が次から次へ出てきて、話が止まりません。47歳のおじさんに「意気投合した！」と思わせてくれるやまとさんの“もてなし力”にすっかり心酔してしまいました。

だいぶ打ち解けてきたこともあり、「そういえば数ヶ月前に東海オンエアさんが内紛を起こしてたけど、あの騒動をやまとさんはどう見てたの？」というかなりぶっ込んだ質問などもしてみたのですが、やまとさんは決してはぐらかしたりすることなく、真正面から答えてくれただけでなく、その視点に「ああ、なるほど……」と唸らされたりもして、「ああ、こりゃ容姿だけでなく、中身も含めての人気だわ」と確信に至ったわけであります。

そんなわけで、聞いてみてください。『ヤマトノウナイ』、５週分。

と、ただの宣伝だけで終わってしまっては記事にならないので、やまとさんとの対談を通じて私が感じたことを綴ってみたいと思います。それは、“YouTube界の巨星”HIKAKINさんと、コムドットやまとさんの対比について。

HIKAKINさんと言えば、過激なことをしてたびたび炎上する人気YouTuber界隈においてはめずらしく人格者として知られており、出てくるエピソードは「いい人」であることを示すものばかり。いつしか“聖人”とまで呼ばれるようになり、コロナ禍では小池百合子都知事とコラボするほど、行政が起用するにあたっても安心感のあるキャラクターだと認識されています。

そんなHIKAKINさんですが、少し前、私はがっかりしたことがありました。

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