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手のない私が、すっかり手話に魅せられた話。

週末からすっかりお騒がせしております、こちらの動画。


これまでも「選択肢を増やそう」というメッセージを、あの手この手で伝えようと試行錯誤してきた私ですが、「そうだ、政見放送のような動画をつくったら多くの方に見てもらえるかもしれない」と思いついたのは都知事選の数日前。

急いで原稿を用意して、必死に暗記したところまではよかったのですが、はたと気づきました。

「完コピするには、手話通訳が必要だ……」

手話通訳サービスを提供する会社を経営する友人に助けを求めたところ、なんと政見放送を手話通訳するには資格が必要になってくるとのことで、すぐに適役が見つかるかわからないとのこと。「それでも探してみます」と頼もしい言葉とともに翌日ご紹介いただいたのが、“手話通訳界のイチロー”こと橋本一郎さん

亜細亜大学で客員准教授を務めながら、フリーランスとしても手話を通じた活動を行う橋本さんは、この話を聞くと二つ返事で引き受けてくださり、翌日にはお時間を取ってくださいました。初対面の挨拶を済ませ、前日にメールでお送りしていた原稿をあらためてお渡しすると、「とても助かります」と言って机の上に原稿を並べ、ペンを取り出しました。

ここから始まった打ち合わせで、私はすっかり手話が持つ魅力に取り憑かれてしまったのです。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.mu/h_ototake/m/m9d2115c70116

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