見出し画像

キタムラの「冷製」マネジャー日記 #56

こんにちは。乙武の右腕です。オトタケの1週間の仕事ぶりをマネジャー目線でお届けするはずが、すっかりオトタケへの悪口日記となっております。たまには褒めないと査定に響く予感すらするのですが、オトタケにいいところが見つかりません。どうすればいいのか。今週こそ褒め殺したいものですが、そんなことが叶うのでしょうか? それではレッツゴー。


【1月27日(月)】
この日は休みのオトタケだが、共有しているカレンダーによるとプライベートのスケジュールが細かく記入してある。几帳面だな。夕方からは落語会に出掛けている模様だ。どこに行っているんだろうと会場を検索すると、なんと『週刊文春』でお馴染みの文藝春秋本社の地下ホールと書いてあるではないか。

そんなところにノコノコ出かけていくとは、なんと大胆な戦法だろう。敵陣深くに潜り込んで(オトタケが殺されたのは『週刊新潮』だけど)相手を撹乱するつもりなのか。なんにせよ、面倒だけはかけてくれるなよ、オトタケ君。


【1月28日(火)】
悪天候のため、この日の義足練習は屋内で。いざ義足を装着したところ、膝とバッテリーを繋ぐ赤い線がブチッと切れていて電源が入らず、やむを得ずロボット機能をオフにしたまま歩くことになった。次回の練習までには直せるというので一安心ではあったが、肝を冷やした。

練習後は、ランチミーティングを経て、FMラジオ『Seasoning』の生放送、『選挙ドットコムちゃんねる』の収録という、いつもの火曜日。

そして夜は、三浦瑠麗氏との共著『それでも、逃げない』の出版記念イベント。この会場が、これまた文藝春秋地下ホールだ。オトタケにしてみれば、2日連続の文藝春秋。向かう途中で、はたと気づいた。昨日の落語会は、会場の下見を兼ねていたのだな。スケジュール管理からイベントのロケハンまで、オトタケはなんて良いマネジャーなのだろう。これからもその調子で頑張っておくれ。

終了後、ご自分のスタッフさんへの労いの席に向かう三浦氏から、「一緒にいかが」と声をかけていただく。細やかな心遣いがうれしかった。ただ、オトタケが仕事終わりにそんなこと言ってきても、お断りやけど。

 
              ------✂------

ここから先は有料公開となります。

個別の記事を数百円ずつご購入いただくよりも、定期購読マガジン(月額1,000円)をご購読いただくほうが圧倒的にお得となります。

月の途中からご購読いただいても、当該月の記事はすべて読めるようになっているので、安心してご登録ください。

記事の更新はみなさんからのサポートに支えられています。ぜひ、この機にご登録をお願いします!

「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116

ここから先は

1,736字

¥ 100

みなさんからサポートをいただけると、「ああ、伝わったんだな」「書いてよかったな」と、しみじみ感じます。いつも本当にありがとうございます。