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キタムラの「冷製」マネジャー日記 #66

こんにちは。オトタケの右腕ことキタムラです。1週間のオトタケのスケジュールについて、ごくごく軽い毒を交えながら、つれづれなるままに書いております。今週もおつきあいのほど、よろしくお願いします。

新型コロナウイルスの感染予防のため、活動が制限されている。オトタケとの接触8割減は達成できたものの、そのために「日記」が書けなくなって久しい。ここのところずっと思い出のエピソードを書いているが、ネタも底をついてきたと嘆いていた。

すると、オトタケからラインが来た。

【マネジャー日記・ネタ候補】
・キタムラのLGBT観🏳️‍🌈
・キタムラから見た映画『最強のふたり』
・オトタケと飛行機に乗る
・オトタケがホテルの温泉で溺れる

律儀にもオトタケ自らネタを提案してきたのである。よいマネジャーだ。
どれを採用しようかと考えながら、オトタケのインスタグラムを見ていたら、なんと、入浴シーンを上げているではないか。これは明らかにハラスメントである。ここでリンクなど貼ってやるはずもない。こういうことは本当にやめてほしい。……ということで、今回は「オトタケがホテルの温泉で溺れる」を採用することにした。

あれは9年ほど前の冬、講演で東北地方某所に泊まりの出張で出かけた時の話である。ホテルには、ありがたいことに温泉がついていた。講演会を終えてホテルに帰ってきたワタシは、オトタケを寝かしつけてから一人でゆっくり温泉に入ろうと考えていた。

ところが、オトタケも大浴場に行きたいと言い出したのである。オトタケは通常、大浴場には行きたがらないのだが、とても寒い夜だったので、大きな湯船に浸かりたいと思ったのだろう。ワタシは聞こえないように舌打ちをし、渋々オトタケを連れて大浴場に向かった。

大浴場は貸し切り状態で、我々以外にお客さんはいなかった。ガランとした大浴場の洗い場で、オトタケの身体をテキトーに洗い流し、自分も身体を洗う。その間にオトタケは湯船のほうへ一人で向かっていった。

私はシャンプーをしている最中に、よからぬ想像をしてしまった。他のお客さんもいないし、私が目を離している間にオトタケが溺れたら助けるものはいない。シャンプーを洗い流して顔を上げたとき、オトタケが溺れていたらどうしよう・・・。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.mu/h_ototake/m/m9d2115c70116

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