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月経困難症とピルを知ってほしい!

こんにちは、佐々木はるかです。

今回は生理についてです。あ、男性の方も目を通していただけるとありがたいです!知ってほしいので。

そもそも生理は個人差がある

女性の方は「そんなこと当たり前」というでしょう。けれど、意外とし知らない人が多い。

腹痛の有無・強弱/出血量とそれに伴う貧血/その他精神的不調etc...

腹痛もない、出血量も少ない(早い日数で終わる)、特に何にも変化を感じない人ももちろんいます。

ただ、激痛が走る人、殺人現場並みに出血して貧血になる人、精神的に不安定になる人もいます。

症状がひどくなると月経困難症

後者のような状態が続き、生活に支障が出るまでになると月経困難症と診断されます。

私は高校生のころから生理痛が重く、家族(母親)にそれとなく相談しましたが無視されました。そのころに、「これくらいのことは普通なんだ」と思い込んでいました。

ただ、大学に進学し、生理痛はさらに増し、精神的にもあれるようになり、出血量も増えました。大学2年の時、気持ちが悪くなり、保健室に駆け込んだ時には倒れて動けなくなっていました。その際に、養護教諭に現在生理中かどうかを尋ねられ、婦人科を勧められました。

月経困難症に関しては、以下の通りに定められています。

● 下腹部痛● 腰痛● 頭痛● 吐き気● 下痢● お腹が張る● 憂うつ● 疲労・脱力感● 食欲不振● イライラ

引用:http://www.mochida.co.jp/woman/disease/dysmenorrhea/

私は医療従事者ではないので、治療法に関してはあまり言及できません。ので、現在私が受けている治療について書こうと思います。

低用量ピルは避妊目的だけではない

私は低用量ピルを服用することで何とか抑えている状態です。それでも生理痛が収まらないときもあるので市販薬も併用するときもあります。

よく「ピルは避妊目的で処方されるものだ」と教育されます。それはあながち間違いではありません。現にパートナーがいる私も、今は子育てできないからという理由もあってピルを選択しています。

しかし、ピルはそれだけではありません。女性が社会進出をするうえで、QOL(Quality of Life)を上げる1つの手段なのです。

だから、世の生理痛が軽い女性の皆様、どうか「たかだか生理で…」と思わないでください。世の男性の皆様、どうか「ピルを飲んでいるから避妊は適当でいい」と思わないでください。

そして生理で悩んでいる、特に若い女性の皆様。悩まず婦人科へ行きましょう。産婦人科とかで行きづらいようでしたら、婦人科のみのを探すと良いと思います。母親に相談してみましょう。母親が適切な対応をしないようなら、その人は「その程度」と認識して、お金と保険証だけ持って病院に生きましょう。これからの人生を痛みで無駄にしないように。早めに対応しましょう。


以上、佐々木はるかでした。

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