下村秀博 フーディー/マーケター

(株)SSKプロピジョン代表取締役、塩尻市観光協会 観光コーディネーター、盲導犬総合支…

下村秀博 フーディー/マーケター

(株)SSKプロピジョン代表取締役、塩尻市観光協会 観光コーディネーター、盲導犬総合支援センター 理事 (経歴:広告代理店(クルマ、政治)→事業会社広報→外資系マーケティング会社を経て2019年に起業) バルコニーで80鉢のハーブや野菜を栽培。1974年生・長野県松本市出身

最近の記事

さらば、こだわり強すぎバーガー!

ぼくの大好きなハンバーガー屋さんがなくってしまう。 明日で。 Made In Hands ぼくの大好きなこだわりのハンバーガー屋さんMade In Hands(過去記事:「こだわり強すぎバーガー」)のハンバーガーがいよいよ明日でおしまいになってしまう。 心残りのないようにと最後のハンバーガーをいただきにお店へ。 12:30ごろに到着。 お店はすでに満席+行列。 愛されているお店であるが故に、みんながMade In Handsのハンバーガーにお別れを言いに来ているんだね

    • さようなら・にっぽんのひとさら

      にっぽんのひとさらというちょっと変わった名前のレストラン。 いつも明るくて元気な女将のお・も・て・な・し(死語? 死語なの?)と発酵料理でココロもカラダも楽しませてくれる素敵なお店。 女将は発酵料理研究家・ぼくの発酵料理の先生でもある是友麻希さん。 この状況下、残念ながら年内いっぱいでの閉店を決めたという。 すわ一大事ということで最後のディナーへ。 コロナのばか。 0皿目:「生揚げ醤油」を萌え萌えきゅん♡ 火入れをしていない女将自家製の2年仕込みのお醤油をセルフサービスで

      • 最強のレストラン 傳

        久しぶりの傳。 今回もぶっちぎりで楽しい夜だった。 1品目:傳最中 傳の定番、久しぶりの傳最中。 きちんとキチンと包装されているのが面白い。 袋を開ける時のワクワク感♪ パリパリの皮の食感を楽しみつつ一口目。 おー。爽やかな柑橘の香り。そして苦味と甘み。 フォアグラの濃厚で柔らかな口当たりに幸せホルモンどばどば。 歯ごたえのコントラストは塩味の効いたお漬物?? 自家製甘夏ジャムとフォアグラ、柴漬け。 シャンパンが進むー。 2品目:茶碗蒸し 茶碗蒸しも長谷川さんの手に

        • ごちそう信州。初夏のおうちレストランで信州ジビエを楽しむ。そして奈良井宿の夜は更けゆく。

          ぼくの信州での活動拠点「奈良井宿秘密基地」にフレンチシェフを招き、おうちレストラン。信州の初夏をテーマにお料理をしてもらった。出張料理をお願いしたのは、長野県塩尻市にてレストランを構える友森シェフ。 当たり前だけれど、季節の歩みは止まらない。しみじみと信州の初夏を感じる夜になった。 1品目: グジェール 見た目も可愛いアミューズからスタート。 しかし、この粒々……。ジビエその1、イナゴでした。 可愛い見た目(ただし、信州初心者は注視してはいけない。色々なものが見えてしま

        さらば、こだわり強すぎバーガー!

          57日間も外食に出かけなかったのは生まれて初めてだし、食いしん坊なのに57日間も外食をせずに耐え続けた自分を褒めてあげたい。

          数えてみたら57日ぶりの外食。 二子玉川の花冠陽明庵へ。 電車に乗るのはさらに久しぶり。挙動不審のままたどり着く。 花冠陽明庵は、日本食文化会議の理事長 松本栄文さんのお店。 こちらでしかいただけない四季折々のスペシャルなお料理を楽しめる。 この季節は愛新覚羅家のしゃぶしゃぶ。 今年は食べられないかもしれないと諦めていたけれど、予約のタイミングと緊急事態宣言解除のタイミングで運良くいただけることに。 1品目:土器(かわらけ)の先付け盛り合わせ いやもう、久しぶりの外食でテ

          57日間も外食に出かけなかったのは生まれて初めてだし、食いしん坊なのに57日間も外食をせずに耐え続けた自分を褒めてあげたい。

          傳 × アニス この素晴らしき(肉の)世界

          傳とアニスのコラボという、日本中の食いしん坊たちが悶絶しそうなスペシャルコラボディナーを頂くという僥倖を得た。 そこには、いつもの傳とは全く違う・いつものコラボとも全く違う、めくるめく肉と日本食の世界が広がっていた! 1品目:白レバー、ほうれん草、蕪のお出汁 お出汁の香りがたまらないお椀の中には何と白レバー! まずはお出汁をひと口。 少しだけとろみがついている。 何と優しい口当たり、優しい香り、優しいうま味。 続いてほうれん草。 こちらは予想に反して鮮烈な香り。旬の野菜が

          傳 × アニス この素晴らしき(肉の)世界

          冬のなごりと春の訪れ 鮨波づき

          去年の5月の初訪問以来、定期的に通っているお寿司屋さん、鮨波づき。 最近は、馴染みのなかった下丸子になんとなく親しみさえ感じている。 ありがとう下丸子(?) 今年初訪問となった今回は、冬のなごりを惜しみつつも春の訪れを感じる楽しい仕立て。 もちろん大満足の大満腹! 1品目:牛乳豆腐 季節によって入る野菜が変わる牛乳豆腐。今回は蓮根。 粗切りにした蓮根の食感と香りが楽しい。 2品目:玉子焼き 作りたて、温かい玉子焼き。 甘くてしっとりクリーミー。幸せ。 3品目:の

          冬のなごりと春の訪れ 鮨波づき

          冬の信州塩尻に遊ぶ旅 ぶり雑煮とそば打ちでやっぱり食欲は止まらない編

          冬の信州塩尻に遊ぶ旅、昨日アップした奈良井宿アイスキャンドル祭りにロマンティックと食欲が止まらない編の続き。 朝は信州のぶり雑煮 全国津々浦々それぞれ特色のあるお雑煮があると思うけれど、信州でいちばん有名なお雑煮と言えばぶり雑煮(たぶん)。 出世魚のぶりは信州のお正月の定番食材。今回はぶりの他に、芹、かまぼこ、人参、玉子焼き、菊芋、昨日ついた丸もちを煮餅にしてお雑煮に。 宴会の後、遅くまで呑んだくれていた身体にしみわたりますなー みなさんにも好評で良かった。 鍋の前でお代

          冬の信州塩尻に遊ぶ旅 ぶり雑煮とそば打ちでやっぱり食欲は止まらない編

          冬の信州塩尻に遊ぶ旅 奈良井宿アイスキャンドル祭りにロマンティックと食欲が止まらない編

          誰ぞやの浮世絵とどこぞやお茶漬けのおまけによって、全国的な知名度を勝ち取った東海道に比べて、ちょいとばかりマイナー感の否めない中山道。 東海道は五十三次、中山道は六十九次。そのちょうど真ん中、三十四番目の宿場である奈良井宿は中山道随一の宿場町。 その奈良井宿が1年でたった一晩だけ、キャンドルの灯りに照らされる。 毎年節分の夜に行われている奈良井宿アイスキャンドル祭りを目がけて冬の信州を楽しむ一泊二日の旅を企画した。 お餅つき今回で4回目となる冬の信州旅。 まずは恒例となった

          冬の信州塩尻に遊ぶ旅 奈良井宿アイスキャンドル祭りにロマンティックと食欲が止まらない編

          食いしんぼうのひとりごと

          山口繭子さんのnoteを読んで共感。 noteの中で「食べ手の姿勢」と書いておられた。 「食べる」って毎日のことだから、ついついヌルッと通り過ぎちゃう。 食いしんぼうを自ら名乗るのであれば、日々ていねいに「食べる」と向き合わないといけないなぁと反省。 美味しいに向き合う自分が美味しいと思うものをいただいた時に、なぜ美味しいと思ったのかを分解、お料理にDive-inする。 歯ごたえ、舌触り、香り。 塩味は? 甘味は? コクは? うまみは? 見た目や音だって美味しいの重要な要

          食いしんぼうのひとりごと

          特選松阪牛とおむすび

          久々のニコタマ。 久々の花冠陽明庵。 季節ごとに素晴らしい日本食の楽しみを提供してくださる日本食文化会議理事長でもある松本栄文さんのお店。 今回のメインは特選松阪肉のステーキ。 年に数頭しか出荷されない特選松阪牛の中でも、さらに一級の生産者さんの牛肉は、まさに肉らしい肉だった。 もちろん、ぼくが愛して止まない松本さんのおむすびも巨大サイズで堪能。 心もお腹も大満足の夜だった。 豚汁 先付として頂いたのは、ラーメン鉢に匹敵する巨大サイズのお椀にたっぷりと入った豚汁。 しか

          笑いあり涙あり。傳のクリスマスディナー。

          外苑前傳のクリスマスディナーへ。 料理長の長谷川さんはお料理をせずに、普段は厨房で長谷川さんのサポートをしているチーム傳のみんながお料理を作るというスタイル。 国際色豊かなチーム傳のみんなのお料理に、さらには特別ゲストも加わって、今の傳でしか出会うことのできない、楽しいクリスマスディナーになった。 1品目:桜えびとセリのかき揚げ まさかのかき揚げからスタート。 クリスマスとは全く関係のないように見えるけど、桜えびの赤・セリの緑がクリスマスカラーになっているという遊び心が楽

          笑いあり涙あり。傳のクリスマスディナー。

          軽やかで粋なお蕎麦屋さん

          高校先輩の行きつけのお蕎麦やさんに連れて行っていただいた。 世田谷の住宅街にお店を構える「蕎麦前 ながえ、」(「、」までが店名) お酒にもお料理にも強くこだわりながら、押し付けがましさの無い粋なお店だった。 1品目:蕎麦がゆ まずは温かい蕎麦がゆが登場。 和食・洋食にかかわらず、ひと品目に温かいお料理が出てくると、なんかそれだけでほっこりしてしまう。 キムチ味の蕎麦がゆという軽い変化球が楽しい。 2品目:蕎麦前セット 乾杯こそビールだったけれど、ここから日本酒をちびち

          軽やかで粋なお蕎麦屋さん

          サエキ飯店:絶妙な距離感のお料理にメロメロ!

          ずっーと行きたかったお店、サエキ飯店。 念願叶っての初訪問! 程良い洗練さと程良い庶民感がとても素敵なお店だった。 1品目:鳩の紹興酒漬け 佐伯さんは、鳩を半日紹興酒に漬けただけと仰るけれど、いやいやいやいや! 甘辛の香り、この柔らかさ、凝縮したうま味。 あれ? 自然過ぎてその場では全然気がつかなかったけれど、鳩独特の匂いが無かった。そんなことにも気がつかないくらい夢中で食べ進んでしまった。一品目からノックアウトされたなー 2品目:豚の耳、レバー 見てすぐ分か

          サエキ飯店:絶妙な距離感のお料理にメロメロ!

          2日限りのレストラン、コンセプトは「塩尻を喰らう」

          ぼくがマーケティングコミュニケーションをしている、三軒茶屋の民間アンテナショップ、信州セレクトショップサラダ街道にて2日間限定のポップアップレストランを開催。(もちろん飲食店の許可は取得済み) ゲストシェフとして招いたのは山崎真人さん。 ぼくの10コ下の若手シェフだけれど、世界中を武者修行して歩いているというちょっと変わったお方。(褒めてます) 山崎さんにお願いしたテーマは信州の食材とワイン。 山崎さんと一緒に長野県塩尻市に行って、生産者さんやワイナリーを巡ってメニュー

          2日限りのレストラン、コンセプトは「塩尻を喰らう」

          今年もやって来た! 花冠陽明庵の松茸鍋

          季節ごとに素晴らしい日本食の楽しみを提供してくださる二子玉川の花冠陽明庵。 どの季節にいただくお料理も楽しいのだけれど、秋の松茸鍋は花冠陽明庵の名物の一つであることには間違いない。 松茸てんこ盛りのお鍋を今年も堪能いたしました! 日本の文化としての「食」を楽しむ花冠陽明庵のご主人は日本食文化会議理事長の松本栄文さん。 実際に食べることを通じて日本食の文化に触れられる稀有なお店。 神棚に備えるお皿、土器(かわらけ)に盛られた海の幸・山の幸からお食事スタート。 食べるというこ

          今年もやって来た! 花冠陽明庵の松茸鍋