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ワンライやったら真っ白に燃え尽つきたけど未完成でもアップする練習になると思った話

ワンライ、ワンドロってご存じですか?ツイッターでの人気企画のひとつ。あるお題を元に1時間で作品を仕上げよう、というもの。

Twitter企画の一つ「深夜の真剣文字書き60分一本勝負」の略称。制限時間60分以内に、企画アカウントから出題されたテーマに沿った短編・掌編作品を執筆し、ハッシュタグを付けて投稿する。

https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD

元々は某アニメ二次創作の企画で、画力向上のために絵師さんたちがやっていたもの。最近はこれの文章バージョンとして『ワンライ(1 hour writing )』というものがあります。

昨日、たまたまツイッターでその告知を見かけまして、即刻やってみました。結果、真っ白に燃え尽きたぜ…。

え、みんなすごくね?1時間でどーやってかいてんの?え?マジ?そのお題からキャラ作ってプロット作って、小説にしてんの?3000文字?マジ?化け物じゃん!敵うはずねぇえええ!!!!

落ち込んだよ。自分、才能無さすぎでしょ?もう小説書くの辞めようかと思った…。

できたのは1000文字弱の作品。時間が足りなすぎる。もっと時間をかければ良い作品にできた、気がする。そう、気がするだけ。涙がでちゃう、女の子だもん。

でもコレ、本当に勉強になる。特に途中で筆が止まってしまう癖のある文字書きさん、訓練になるから一度試してみて。何が一番勉強になるかって言うと『未完成でも納得いかなくても、時間がくればアップせざるを得ないという訓練』になる。

誰だって完璧なものを書いて世に送り出したい。でも、そのために筆が止まって未完成のまま、パソコンを閉じでしまうって人多いでしょ。小説が書けないです!っていうアドバイスによく『何がなんでも完成させてみろ』っていうのが、ある。

個人的、小説を完結させる3つの極意はコレなんだけど。

  1. 起承転結をしっかり作る(ふわっと一場面だけ想像して書き始めるのではなく、何がどうしてどうなったを細かく決める)

  2. 人と比べない

  3. 不完全でも完結させる

そうなの。意地でも完成させてみせるのが小説家。文字書きとしての第一歩。これはブロガーでもライターでも言われる。言われたことある人多いんじゃない?6割程度の実力の文章でいいから完成させろ、と。多くの界隈で語り継がれている。
完全に趣味だから~と割り切れるのならよい。しかし、プロとしてやっていきたいと思ったのなら、やはり作品を完成させなければならない。

そして、人と比べてはならない。これも大事。今回の私を見て。すごい人の作品を読んで自分と比べて、もう小説書きたくないって落ち込んでるでしょ?マジで人と比べてるほど、悪いモノは無い。
そもそも、自分と同じ能力、環境の人間なんていないのよ。優劣が付くに決まっている。まして、一度も完結させたことのな小説家は、例え相手がアマチュアであっても何度も作品を完結させている創作家に敵うはずなんてない。絶対に。周りの評価を気にして完璧を求めるのは辞めにしたまえ。

極論を言う。なぜそんなに自分自身が出来る人間だと過信するのか?自分の作品なんて誰も読んでないんだよ?その証拠にPV数、イイネ、スキ、少なくて落ち込んでるでしょ?当たり前だ、自己満足の完璧は、この広い世界では未完成で未熟と同一なのだよ。

ブラック企業の上司さながらの言いぐさだけど、やっぱり完成させるってとても大事なことなんだよな。自信にもつながるし、今度はこうしようって考えることも出来る。
人の成長には痛みが伴う。それは言われて悔しいとか、評価されなくて腹立たしいとか、想いが届かなくて悲しいとか。
そうやって誰しも醜く闇に落ちていく。そこから這い上がるも、そのまま朽ち果てるも、それは個々の自由。だけど、這い上がったものだけが見ることの出来る景色ってのも存在するのは事実。

見てみたくない?その景色?
行こうぜ、ピリオドの向こうへ






因みに今回の参加したお題はコチラ~

そして、私が1時間で書いた小説はコチラ↓。推敲もロクに出来てないし、誤字脱字も多いけど、それもまた一興ということで修正しておりませぬ。気に入ったらスキくれると嬉しいな❤


腰痛作家に愛の手を(頂いたサポートは腰痛治療及び文章力向上のための書籍代として使わせて頂きます)