小説作家志望の思うことを徒然なるままに綴ってみようかと。

はじめまして。note初心者です。小説作家を志望して日々投稿作品を書いたりしています。ラノベだったりライトな文芸ものの文学賞に投稿して見たりしています。初心者故、いろいろ見にくいところや、至らぬところがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。特に同志のかたがいらっしゃったらコメントいただけると嬉しいです。

昔っから小説はそこまでだったのですが、京極夏彦先生の『魍魎の匣』の映画にハマって、それから小説が好きになったクチです。個人的には森見登美彦先生の大ファンであります。

やっぱり小説って面白いところもあれば、難しいところも多いです。特に昨今のいわゆる『なろう』ブームだとか、アニメブームだとか、あの流行り廃りとその将来ってのはきっと誰も予測できないんじゃないのかなーと思わずにはいられないですよ。
特にラノベ業界はもう魑魅魍魎の魔窟化してる感じですよね。でもよくよく振り返ると、ラノベ業界が辿っている道は案外純文学がかつて辿った道と同じ道をたどっている気もする。結局、商業的になりすぎて、コンテンツが激増してることなんでしょうね。誰も世相を予測できないから数うちゃ当たるの精神。挙句コンテンツが溢れて、面白い作品は限られている。漫画と違って面白さを掴むのに時間がかかるから、なお発掘が難しい。
まだ文芸が上手くやってるのは、直木賞だとか本屋大賞だとかが機能していることでしょうか。相当な読書家と愛好家によって文芸は支えられているんだなと感じます。

でもラノベはそうじゃない。広範な読書家と愛好家ってほとんどいない気がする。だって本当に読んでられないような作品も多いから。だから、いまいちこのラノベがすごいとかも機能しない気がしてならない。
ただ、扱うジャンルのファンはとても多いから、ヒット作がでると売り上げはすさまじい。かくいうわたくしも結局ラノベのジャンルは好きなのです。ライトなSFだったり、ファンタジー要素の人が送れる新人賞ってものすごく限られているので応募しますが、昔はともかく正直いまのラノベレーベルはあまり好きではありません。そういう作家志望の方って意外と多いんじゃないかな、と思ったり。

でも、作家になるには売れたい。ラノベレーベルの売上は魅力。でも、やっぱり物書きの矜持として600円~1000円の値段がついてそれを買ってもらうとなると、会話ばかりで中身のないようなライトすぎる内容のものってちょっと書きたくない。だってそんなもん自分が買いたくないもん。
でもそんなものが結構出版されていたり、作家志望として不思議な葛藤があります。

ちょっと昨今の葛藤を書いて見ました。次回からはもうちょっと創作に踏み込んだ内容を執筆してみたいと思います。読んでくださった方ありがとうございました。

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